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サッカージュニアの食育 基本の「き」

サッカージュニアの食育 基本の「き」

食育といっても「何をしていいのかわからない!」と思うサカママもいますよね。実は、家庭での食育は、とても簡単なことなんです。まずは、食事の重要性や正しい食事の知識など、食育の基本をご紹介します。

家庭での食事そのものが食育
会話やどのように食べるかが大切

「食育」というと、どうしてもむずかしく考えてしまいがち。でも、家庭での食事そのものが食育と考えればいいでしょう。食事は身体の栄養だけでなく、心の栄養にもなります。子どもたちは、食べ物の意味や種類を知って食べることで、食事が栄養素をとるだけのものではなく、人を良くする、楽しいものだと感じるようになるのです。家庭での食育は、何を食べるかということも大事ですが、何気ない会話やどのように食べるか(食事マナー)も重要です。

サッカージュニアは、選手自身が食事による身体の変化に気づきにくいため、どうしても食事の大切さを感じにくいものです。しかし、中学生、高校生になるにつれて、食事の影響が身にしみてわかるようになっていきます。ジュニア期に、バランスよく、必要な食事量をとる習慣がついていれば、成長するにつれて自分で足りないものを補えたり、状況に応じて食べ方を変えたりなど柔軟に対応できるようになっていくのです。そのため、まずはサッカージュニアに、バランスよく食べる習慣がつくように心がけましょう。

日々の食事の様子をよく観察してサポートを!

正しい食育
写真/123RF.COM

バランスよく食べるというと、栄養バランスのことばかり思いがちですが、サッカージュニアにとってバランスよく食べるとは、①欠食しない ②好き嫌いなく残さず食べる ③主食・主菜・副菜・果物・乳製品を組み合わせて食べることです。また、ジュニア期は、生きていくための栄養やサッカーのトレーニングで消費した栄養素を補うだけではなく、成長に伴った食事内容・量をとることも重要になるので4必要量をとる5タイミングよく食べることも大切です。

食事は薬と違ってすぐに効果が現れるわけではありません。日々の積み重ねが後の身体を作っていくのです。外食など特集でバランスよく食べられなかったときでも、次の食事や間食で不足分を補えていれば大丈夫です。なお、“これさえ食べれば強くなる”という食べものはありません。まずは食べてもらうことが大切で、栄養素を満たしている食事であっても、食べてもらえなければ栄養にはならないのです。本当に大切な食育のポイントは、子どもをよく見て「これなら食べる」「この量を食べていたら大きくなってきた」「これを食べて試合に出たら調子がよかった」という食事を見つけることです。それぞれの選手(お子さん)の“これが正解!”という食事を見つけて、サポートしていきましょう。

サッカージュニアにとって、バランスよく食べるとは

3食きちんと食べる
好き嫌いなく残さず食べる
主食・主菜・副菜・果物・乳製品を組み合わせて食べる
必要量をとる (子どもをよく観察して見極める)
タイミングよく食べる (できるだけ同じ時間に食べる)

サッカージュニアが❶~❺ができるように、食事のサポートをしていきましょう!

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