佐藤龍之介選手の母・希代子さんにサッカーサポートのこと、もっと聞きたいQ&A
佐藤龍之介選手の母・希代子さんが、サッカーサポートについて経験を踏まえてアドバイス!
Q.睡眠は大事にしていました?
A. 疲れてしまうとケガもしやすいので、睡眠はとても大事だと思っています。小学生の間は、9時半までには寝かしていました。寝かしつけをする時の日課は、主人による足裏のマッサージ。6年生まで続けていました。
Q.ケガをしないために気をつけていたことは?
A. とにかく休養をたくさんとれるように気を つけていました。試合の後、車の中でダメ出しをする家庭もあるようですが、うちは試合の振り返りもせず、1秒でも早く帰って、寝かせることが最優先。食事もつくっておいて、帰ったらすぐに食べられるようにしていました。遠征の後は、温泉に連れて行くことが多かったですね。身体のケアにもなるので、交代浴(温かいお湯と水に交互に入ること)をさせていました。
Q.ケガ予防のためのトレーニングはしていました?
A. 小学生の頃から主人が考案した体幹メニューとストレッチをやっていました。体幹の強さがケガをしにくい要因の一つかもしれないですね。ただ、プレースタイルの影響も大きいと思っています。
Q.子どものサッカーとの関わり方は?
A. サッカーに関して「こうしなさい」と言ったことはなく、「どうしたらいいと思う?」と聞かれたら「お母さんはこう思うんだけど」と、必ず自分の立場で話すようにしています。私なりに勉強して知識を得ておかないと、ちゃんとアドバイスはできないと思っています。
Q.食事で気をつけていたことは?
A. ひと皿で、ビタミン、ミネラル、たんぱく質が摂れることを意識していました。例えばサラダなら野菜だけではなく、お肉を炙ってのせたり、ちくわや卵をプラスしたり、みそ汁の中にも野菜、油揚げ、豚肉を入れたり。ここ10年間ぐらい欠かすことがないのはブロッコリー。毎日、何かしらの料理に使っています。色々な栄養が摂れて身体づくりにいいと思っているのが「餃子」です。餃子には肉も野菜も入って、たんぱく質や糖質も摂れますから。うちの子どもたちも大好きです!
Q.「勝負メシ」はありますか?
A. 勝負メシというほどではないのですが、試合の日は、決まって「うどん」。うどん2玉に豚肉とネギを加えるだけと、いたってシンプルです。時には、油揚げや卵を加えたり、夏場は、冷たすぎるとお腹をこわしてしまうので、少しだけ温かくしていました。朝が早い試合でも、つくるのはラクでしたね。
Q.ついプレーのことで怒ってしまいます…
A. 子どもに怒ってしまうのは、お母さんの立場で捉えているからだと思うのです。例えば、プレーが上手くできなかった時「チームに迷惑をかけてしまうでしょ!」と怒ってしまうのは、お母さんがそう思っているからではないかなと。大事なのは、子どもがサッカーを楽しくやること。あまり執着しすぎず、「子どもにとって」というのを一番に考えるといいのではないでしょうか。ただ、本人が「サッカーを頑張りたい」と決めたのに守らなかったら、怒ってもいいと思います!