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「勝負のときにかぎって…」「この大切なときに…」は残念過ぎる! 風邪で泣かないためにママができること

「勝負のときにかぎって…」「この大切なときに…」は残念過ぎる! 風邪で泣かないためにママができること

乾燥の季節ですね。特に風邪をひきやすい冬場は、体調不良で悔しい思いをしている子も多いのではないでしょうか。楽しみにしていた試合、風邪でお休みって辛い。体調管理は本人がすることとはいえ、見ていて本当にやるせないです。そんなとき、ママが力になれることはなかっただろうか…と思いませんか?

せめて体調不良で機会を逃すことのないように、風邪をひかない強い体をつくってあげたいと思うのが母心なのでは。ママのごはん作りのちょっとした工夫で、風邪をひかないお手伝いができるとしたら…今日は、そんな健康を支えるごはん作りのエピソードをお話ししたいと思います。

冬の体調管理は大変!

冬場は学校などでも風邪が流行しますし、運動後の汗も冷えやすいですよね。本当に風邪をひきやすい環境の宝庫です。サッカーは真冬の風雨の日でも活動するチームが多いでしょうから、体調管理はサカママの皆さんも気を使うのでは。

わが家の息子はGKなので、特に冬場は風邪に対しては気を使ってきました。というのも、試合ではフィールドの選手と比べるとGKは走る動きが少ないので、どうしても体が冷えやすいんですよね。

試合によってはワンサイドゲームになるときもあって、そうなると寒さとの戦いも過酷になってきます。もちろん声を出したり、その場かけ足をしたり、集中を切らさない工夫もいろいろするのですが、冷えきった冬の風雨の日などはもう、ブルブル震えながらプレーすることも度々。体が小さい頃は、これは絶対風邪ひくな…とヒヤヒヤしていました。

必要なのは真冬の風雨にも負けない丈夫なカラダ

さらにGKは性質上、容易に交代できないポジションでもあったので、息子は練習も試合も絶対休みたくない! という気持ちを強く持っていました。そのためにママが力になれることはないかと試行錯誤してきましたが、そのなかでも特に頑張ったのが健康を維持するごはん作りでした。

その甲斐あってか、長きにわたるサッカー生活、風邪で休んだことはなんとゼロ。先日のヨーロッパ遠征のときも、ほとんどの子が体調不良でダウンしているなか、息子はモリモリ食べて終始ピンピンしていたそうです。ママのごはんで、子どもを支えられていると実感できて嬉しかった出来事でした。

どんな環境でも風邪をひかないという安心感は子どもの自信になり、体調管理への自覚にもつながります。体調管理に意識が向くようになると、食事だけでなく風邪をひかない工夫を自分でするようになるので、ママの心労も減って大助かりでした。

丈夫なカラダをつくるひと工夫って?

冒頭にお話しした‘ちょっとした工夫’、それは「食材選び」です。我が家は風邪の季節には特に免疫力を高めたり、粘膜を強くしたり、風邪の予防に役立ちそうな食材を使うようにしてきました。

それだけ? と思うかもしれませんが、これが結構効くんです。「今日は体が冷えたから、カラダが温まる生姜を入れたよ」とか「風邪が流行ってるから、今日はみかんも食べて免疫力上げようね」と語りかけることで、あ、自分は今こういう状況なんだ! と自覚にもつながりますし、これを食べたから大丈夫! というようにおまじないにかかってくれたりもします。

そんなふうに、ぜひ風邪予防のために食卓を活用してもらいたいなと思います♪ 体調不良と無縁のサッカーライフを送れる子が少しでも増えてくれたら嬉しいです。

風邪バイバイ! 新じゃがとニラのシャキシャキおやき

じゃがいもとニラを一口サイズのカリカリおやきにしました。じゃがいもはスライサーで千切りにしてサッと焼くことで、シャキシャキ食感が楽しめますよ♪ おやつにもどうぞ。

材料(4人分)

・ニラ 1/2束
・じゃがいも 2個
・☆粉チーズ 大さじ2
・☆片栗粉 大さじ2
・☆塩 小さじ1/2

作り方

  1. ニラは根元に縦に切り目を入れて3cmに切ります。じゃがいもはスライサーで千切りにして水にさらします。
  2. じゃがいもの水を切り、ニラと☆の材料を混ぜ合わせます。
  3. フライパンに油(分量外)を引いて熱し、5㎝程度の円形にして裏表カリッと焼きます。

ポイント

じゃがいもの水は軽く切る程度でOK。残った水分で片栗粉をなじませます。

風邪予防に役立つ食材でごはん作り♪

これから旬の新じゃがを使ったレシピでした。じゃがいもは免疫力UPに欠かせないビタミンCもたっぷり♪ 旬の野菜は栄養をたっぷりためこんで美味しいのはもちろん、食べれば体にやさしく働きかけてくれます。粘膜を丈夫にしてくれるニラのビタミンAと一緒に食べれば、風邪なんか飛んでいっちゃいますよ^^

体調管理には栄養バランスのとれた食事が基本ですが、風邪予防に役立つ食材を取り入れることで、さらに健康なカラダをつくることができます。ぜひ活用してみてくださいね。

ママのごはんで子どものカラダは強くなる! このコラムが、子どもの健やかな成長を願うサカママの皆さんのお役に立ちますように。

WRITER PROFILE

SATOMI
SATOMI

サカママ歴13年。三兄弟(高3・中2・小5)のママです。
丈夫な体をつくってあげたい、日々の疲れを癒してあげたい…そんなママたちの想いを栄養満点レシピで応援します!
ママのごはんは子どもたちを笑顔にする「元気のおまじない」一緒に楽しい食卓をつくりましょう。

フードコーディネーター/スポーツフードアドバイザー
アスリート3兄弟ママの健やかごはんbySatomi | レシピサイトNadia

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