鹿児島城西高校【全国強豪校REPORT〜第103回選手権出場チーム特集〜】
鹿児島城西高校
鹿児島県/私立/[出場] 8年ぶり8回目
【選手権最高成績】 準優勝(2008年度)
タフな全員サッカーで悲願の王座奪還
各地で波乱が目立った今年の選手権予選。鹿児島県でも優勝候補と目されていた神村学園が決勝で敗れるというアップセットが起こっていた。
「神村を倒して選手権、全国大会に出るのを目標に入学してきている選手が多い」と鹿児島城西の主将GK藤吉純誠が語るように、長年ライバル視してきた王者が相手となった予選決勝では、U-17日本代表にも選出されている2年生FW大石脩斗のゴールで1-0の勝利を収め、8年ぶりの優勝旗を手に入れた。“半端ない”輝きを放って準優勝を収めた2008年度大会を超える成績を残せるのか、鹿児島の雄に注目したい。
藤吉純誠(GK/3年生/主将)
「自分たちが3年間努力してきたことが証明されて嬉しく思います。鹿児島県を代表して出場することに自覚を持ち、ピッチ内でのプレーだけでなくピッチ外での振る舞いにも責任を持って戦ってきたいです」
浮邉泰士(DF/2年生)
「FWへのコンバートも経験して、相手にされたくないことをわかったうえでDFとしてのプレーの幅を広げられました。武器である空中戦や1対1の攻防では絶対に負けず、チーム一丸となって戦いたいです」