「JFA 第46回全日本U-12サッカー選手権大会」編集部が選ぶベストメンバー発表!
昨年末、全国から勝ち上がった48チームが熱戦を繰り広げた「JFA 第46回全日本U-12サッカー選手権大会」。サカママ編集部では本大会を現地取材し、輝きを放った選手をピックアップ。毎年恒例のベストメンバーをここに選出します!
※各選手のコメントは大会取材時(2022年12月)にいただいたものになります。
サカママが選ぶ、ポジション別ベストメンバー発表!
畑野陸十(FW)
ヴィッセル神戸U-12(兵庫県代表)
強くて上手いプレーヤーが理想です!
「ポストプレーからターンして、相手が寄せてきたところを股抜きするのが得意です。ルイス・スアレス選手(ウルグアイ代表)を参考にしていて、シュートも強くてテクニカルな選手を目指しています。この1年で関西大会三冠、フットサル全国大会準優勝と良い成績を残せたので、この大会でも勝ちたいです。家族は練習の送迎を毎日支えてくれて試合も見に来てくれるので、勝って恩返しがしたいと思っています」
川嵜 仁(FW)
サガン鳥栖U-12(佐賀県代表)
ファーストタッチを意識している
「前を向いてボールを受けたら1vs1で勝負してスピードとテクニックで抜くのが得意なプレーです。ファーストタッチはなるべく足元ではなくて、スピードに乗れるように前の方に意識してボールを置くようにしています。足元にあると判断が一瞬遅れてしまうので、そこは意識しています。決定力を上げるために、枠にボールが飛ぶよう毎日シュート練習をしています。その成果がこの全国大会でも出ていると実感しています。中学もサガン鳥栖のアカデミーに行くので、中心選手になれるように頑張ります」
山田凌也(MF)
アバンティ茨木FC (大阪府代表)
股関節を柔らかくしてからボールを取られなくなった
「ボランチをやっていて、相手にボールを取られず、上手く剥がして味方に展開することを心がけています。整骨院の先生からストレッチを教えてもらい、股関節を柔らかくしてからボールを取られなくなりました。身長は170cmあるのですが、とにかく食事はたくさん食べるようにしています!憧れはクリスチアーノ・ロナウド選手(ポルトガル代表)です。顔がかっこよくて、さらにプレーも上手いからです(笑)。将来はプロになってオリンピック、ワールドカップに出たいです!」
川田朔太郎(MF)
JACPA東京FC(東京都代表)
声でもプレーでも貢献できるプレーヤーでいたい
「自分がチームの起爆剤となって声でもプレーでも貢献できるプレーヤーでいたいと思っています。ドリブルでカットインしてシュートを決めるのが得意なプレーで、三笘薫選手のようなドリブラーになりたいと思っています。全国大会に出られるようにサポートしてくれた監督・コーチ、両親、そして大会を運営してくださっている方々に感謝したいです」
山田栞汰(MF)
高部JFC(静岡県代表)
チームの「中心」で必死にボールを拾うことが役割
「守備で球際やセカンドボールで負けないところが長所だと思っています。練習ではいつも走っているので、スタミナは相手よりある自信があります。中盤の真ん中にいる以上、チームみんなの『中心』として動かなきゃいけない。そんな意識で必死にボールを拾っています。練習では人より頑張って、自分を乗り越えられるように努力しています。お父さんがコーチをやってくれていて、お母さん、お姉ちゃんも大会を見に来てくれているので頑張りたいです。将来は守備だけでなく点を沢山とってチームに貢献できるプレーヤーになりたいです」
清川蒼空(DF)
柏レイソルU-12(千葉県代表)
ファン・ダイク選手のような絶対的な存在になりたい
「プロを目指して今年からレイソルに入りました。長身を活かしたフィジカルが僕の武器だと思っています。お母さんがバランスの良い食事を作ってくれるので、いつもたくさん食べるようにしています。一度ケガをしてから、いまは毎日ストレッチをしています。そこから大きなケガは一度もしていません。将来はファン・ダイク選手(オランダ代表)のような、身体能力を活かして絶対的な存在になれるような選手になりたいです」
對馬羽琉(DF)
エスシーエイチFC(神奈川県代表)
体幹トレーニングで得たカラダの強さに自信
「カラダの強さとロングキックが僕のストロングポイントです。体幹トレーニングは5年生からやってきたので、それまでは当たり負けしていたような相手でも勝てるようになりました。全国大会でも体幹の強さは通用していると感じているので、やってきたことは間違いじゃなかったと思っています。バランスの良い食事を常に意識してカラダづくりに励んでいます。チームの最終ラインとしてできる限りの自分を発揮していきたいです」
松浦夢真(GK)
ソレッソ宮崎(宮崎県代表)
ブラジル代表GKのようになりたい!
「足元の技術に自信があります。しっかりとDFにボールを渡すことを心がけていますが、裏へのロングパスも常に狙っています。全国は相手も強く打ち込まれることも多かったですが、(失点の内)止められたシュートもたくさんあったと思います。失点はゴールキーパーの責任だと思っているので悔しい思いはありますが、これを成長につなげたいです。将来は、エデルソン・モラエス選手(ブラジル代表)のような選手になりたいです!」
サブメンバー
中村 陽(FW)
アバンティ茨木FC(大阪府代表)
全国大会に来られたのは、いつも支えてくれる両親のおかげ
「1対1では逃げずに仕掛けて、相手を剥がしてシュートまで行くようにしています。何個かパターンを考えおいて、相手が左利きだったら左足を出すので、わざと右に行ってフェイントを入れたり工夫しています。相手によってドリブルの仕掛けを変えていますね。5年生の時にドリブルが上手くいかなくて、フットサルプレーヤーだったお父さんに聞いて頭を使うようになりました。お母さんは栄養バランスを考えた食事をいつも作ってくれて感謝しています。この場に来られたのは両親のおかげだと思っています」
上田颯真(FW)
JACPA東京FC(東京都代表)
将来の夢はワールドカップ優勝!
「フィジカルの強さには自信があります。全国大会に向けて、ターンしてからのシュートの練習を特にやってきました。安定したプレーにコンディショニングは欠かせないので、病院で教えてもらったマッサージを毎日行っています。将来は日本代表になって活躍して、ワールドカップで日本を優勝させたいです」
出口翔太(DF)
JACPA東京FC(東京都代表)
スピードを活かして、三笘選手のようなドリブルを目指す!
「スピードを活かして縦に抜くのが得意なので、そこを意識しながら正確にクロスを上げるように心がけています。左サイドからの攻撃がJACPAの特徴でもあり、左サイドハーフの川田(朔太郎)君とは一緒にプレーすることが多くてよく話をして連携を強化しています。ボールを奪取したら速攻を意識して、すぐにボールを受けられる場所に行き、スペースがあったら迷わず縦に行って勝負します!憧れの選手は三笘薫選手。よく参考にして真似しています。中学は川崎フロンターレU-15でチームの中心となれるよう頑張ります!」
右田実生(DF)
名古屋グランパスU-12(愛知県代表)
常にいくつか選択肢を考えてプレーしている
「右サイドハーフです。自分はそんな速さが優れているとは思わないのですが、次のプレーの選択肢を常にいくつか考えるように心がけています。そうすると相手の動きに対して早く判断ができるようになるので、1vs1のシチュエーションで縦突破できる確率が上がるからです。全国大会で負けてしまったけど、チームとしてはすごくいい雰囲気で団結してプレーすることができたと思って満足しています。ここまで連れてきてくれた監督・コーチ、そして支えてくれる家族みんなに感謝したいです」