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抗酸化対策!揚げない酢豚丼

こんにちは。アスリートフードマイスターの外村直美です。
新緑の季節、真夏はまだまだ先に思えますが、紫外線は年間のうち5月ごろからピーク期を迎えます。紫外線は肌へのダメージだけでなく、実は免疫力が下がってしまう恐れがあるのはご存じですか? 今のうちから日焼け止めや帽子などで対策をすると共に、食事からもしっかり栄養を摂って真夏にバテない体作りを進めていきましょう。

抗酸化もスタミナも!揚げない酢豚丼

材料(2人分)

豚こま肉 150g
玉ねぎ 1/4個
パプリカ(赤・黄) 各色1/8個
しいたけ 2枚
スナップエンドウ 4本
ごはん 2杯
片栗粉 適量
塩コショウ 少々
適量
すりゴマ 適量
調味料
醤油 大さじ2
大さじ1
大さじ1
はちみつ 大さじ1

作り方

  1. 野菜類は食べやすい大きさにカットする(スナップエンドウは下茹でしてから)。
  2. 豚こま肉は塩コショウをしてギュッと握り、固まりにして片栗粉を振る。
  3. フライパンに油をあたため、玉ねぎ、シイタケを炒める。豚肉を加えて火が通ったら残りの野菜を入れて、あらかじめ合わせておいたの調味料を入れてすべての具材に火を通す。
  4. ごはんをよそい、を乗せ、すりゴマを振りかける。

塊肉を揚げるのはなかなかハードルが高いかもしれませんが、細切れのお肉をギュッと握りこんで固めると格段に手軽になります。片栗粉をまぶすことによってとろみも付くので時短に!火の通りもはやいので、忙しいサカママのみなさんでもお気軽に栄養たっぷりの酢豚丼が作れます♪

紫外線がアスリートに与える影響は大きい!

 

ママ達にとっては美容の大敵というイメージの紫外線。健康面でも恐い部分がいくつかあります。

紫外線を浴びると体内で発生するのが、活性酸素。活性酸素は呼吸をするたびに体内で発生し、病原菌などと闘って体の細胞を守ってくれるものですが、過度に発生すると良い細胞まで攻撃し、ダメージを与えてしまいます。アスリートは呼吸数が多くなるので活性酸素が発生しやすいことは以前お伝えしましたが、体内で発生した活性酸素を解消しようとすると、抗酸化物質であるビタミン類が使われてしまい、体力を消耗して疲労を招いてしまうのだそうです。
また、紫外線により発生した活性酸素は体内への細菌やウイルス、化学物質などから身を守る細胞にもダメージを与えることがわかっています。つまり、紫外線を浴びすぎると免疫力が下がってしまうということです。

とはいえ、サッカーは屋外競技。紫外線は避けては通れないものです。だからこそ、抗酸化作用が期待される食事を意識しなければなりません。
抗酸化ビタミンACEのお野菜類はもちろんですが、実はハチミツもすぐれた抗酸化力が期待できます。中でも蜂が蜜を採ってきて完熟するまで加工しない「純粋ハチミツ」の方が栄養価が高いとされているので、選ぶときの参考にしてみて下さいね。

 

しっかり食べて免疫力の低下を防ごう!

免疫力か低下すると、疲れやすくなるだけでなく、風邪やその他の病気を引き起こしやすくなります。まずはしっかりと食べて、体力も免疫力も低下しないように心がけていきましょう。
今回のレシピは脂質は控えめで糖代謝を意識したものでありながら、ご飯が進む味付けになっています。本格的な夏に備えて、食欲も体力も免疫力も落とさないようにしてくださいね。

WRITER PROFILE

外村直美

アスリートフードマイスター/冷凍生活アドバイザー
子育て支援団体(情報誌発行、関連イベント企画・運営)

長女(21歳・陸上競技)・次女(18歳・サッカー)のサポートの為に資格取得。
子育て世代のママたちやジュニアチーム対象に栄養講習、調理実習、レシピ考案などを実施。第一回アスリートフードレシピコンテスト優秀賞受賞。娘たちの競技生活はひと段落しましたが、自身の経験を踏まえ、ママの先輩として、ママ自身が楽しめる子育てやジュニアアスリートさんのサポートをお手伝いしています。