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「サッカーデビューのチーム選び」は親も子も楽しむ気持ちを大切に!

この記事にたどり着いた「サカママ」の皆さま、はじめまして!
サカママ歴7年のYUKARIと申します。この度、サカママライターとしてコラムを発信していくことになりました。

  • サッカー大好き思春期真っ只中の6年生の息子
  • 気付いたら息子のチームのコーチになっていた夫
  • ただいまダンスと英語に夢中の4年生の娘

こんな家族構成な我が家です。

特別な資格やサッカーに関するキャリア等は持たない私ですが、「サッカーを愛し、頑張る我が子の1番のサポーターでありたい!」という気持ちは皆さんと同じ。7年という期間(現在も記録更新中)の中で私が「サカママ」として経験したこと、感じたことが読者の方の共感する何かに、そして時には「参考になった!」と思っていただけたら幸いです。1年間よろしくお願いいたします。

いよいよ我が子がサッカーデビュー!これだけは譲れなかったチーム選び

コラム第1回目の今回は「サッカーデビューとなるチーム選び」についてです。
小学校の卒業と同時に今の所属チームも卒業する息子ですが、初めてのお世話になったチームは今のチームではなく、別のチームのサッカースクールでした。

私のプロフィールにも書いてありますが、息子は生後半年でスタジアムでのサッカー観戦を経験しています。つまりは本人の意思が働く以前に親(=夫)の「息子にはサッカー好きになって欲しい」という強い思いがありました。当然チーム(スクール)のリサーチにも余念がありません。でも、ここで忘れてはならないのが、平日の活動にあたっての送迎は妻の私が担当するということです。

そこで、我が家ではまず次の3つの条件をクリアできる環境を重視しました。

  • 父が我が子を入れたいと思うチーム
  • 母が送迎できる範囲のチーム
  • 息子より2歳年下の娘もいるので、娘を連れての送迎&付き添いができるチーム

加えて私は運転が大の苦手。サッカーは雨でも開催されるスポーツです。移動手段が専ら自転車である私にとって、「公共交通機関を使用しても通いやすい立地」ということも大切な条件の1つとしました。

もちろん、一番大事なのは息子が「ここでサッカーがやりたい!」と思うかどうか。親として、我が子が頑張りたいと思っていることは全力でサポートしてあげたいと思うのは当然のことです。
とはいえ、子どもが幼い頃は送迎&付き添いが不可欠となる場面が多い習いごと事情。肝心なサポーターが疲弊してしまっては、選手もベストコンディションで臨めなくなってしまいます。さらに、サッカーをする本人の他に兄弟がいれば、もちろんその子にもサポーターの1人になって欲しい。「家族一人一人が家族みんなを応援する」。それが我が家のモットーです。

ついにチームが決定!そこは「サッカー好き」ばかりが集まる場所でした

 

チーム選びの条件が決まったら、条件をクリアするチームの体験レッスンに参加。レッスンの内容、息子の反応、家族会議を経ていよいよ息子のサッカー人生がスタートします。当時息子は4歳。幼稚園の年中になる年でした。

息子のサッカーデビューに選んだ先は、キッズスクールからプロチームまである、クラブチームが運営するサッカースクール。保護者も我が子のサッカー活動に熱心な人が多く、サポートする側の私も練習の見学をしているうちに自然と他の皆さんとの交流が生まれ、親子共々順調なスタートをきりました。
様々なエリアからの人が集まるクラブチームの良さは、幼稚園や小学校など、普段自分達が置かれている環境の延長ではなく、純粋に「サッカーが好き」という共通な思いを持つ仲間の集まり、ということもあると思います。

もちろん、自分が通っている小学校や住んでいる地域の街クラブも良さもたくさんありますし、私たち親子も最終的にはそこに落ち着いていくのですが、毎週決まった曜日の限られた時間を「サッカー」だけで過ごした仲間達とは今でも良い関係が続いています。

我が子のサッカーデビューはサカママのデビューでもある

「知り合いも誰もいないし、親子で楽しめるかな…」
「そのチームに入会を決めた後、他にも魅力的なチームが出てきたらどうしよう」

子どものサッカーデビューを飾るチーム選びは親も色々と慎重になりますよね。でも、我が子がサッカーを始める日は、ママにとっても「サカママ」人生がスタートする時。一緒に楽しみ、時に悩み、共に乗り越える伴走者として、親子で「サッカーが大好き」という気持ちを第一優先に、気負わない柔軟な感覚でチーム選びができると良いと思います。

子どもの可能性は無限大。ならばその可能性に大人も一緒に巻き込まれていきましょう!

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。私の経験談が、誰かのお役に立てることを願って…。

WRITER PROFILE

YUKARI

中3サッカー男子とこの春中学生になった女子のママ。サカママ歴9年。
夫は息子が所属していた地域の少年サッカークラブでコーチをしています。生後半年からスタジアムでサッカー観戦をしていた息子もいよいよ受験生になり、「サッカーも勉強も頑張る!」と現在はジュニアユースで奮闘中。母はそんな息子を誰よりも信じるサポーター第1号として、日々奮闘中です。