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【睡眠×寒さ対策】ポイントは手のひらと足の裏!寝るまで湯冷めをしない方法とは?

みなさん、こんにちは!
【スポーツ×睡眠】をコンセプトにアスリートの睡眠サポートを行っている、スリープトレーナーのヒラノマリです。

今週は週末にかけて大寒波がくるとのことで、全国各地で寒さがぐっと増していますね。そこで今回は、お風呂上りからベッドに入るまで湯冷めをしないポイントをご紹介します。お風呂の後に家事をしたりで身体が冷えてしまう、サカママさんたちも必見の内容です!

湯冷めを防ぐポイントは身体のある部分を温めること

 

私たちの身体は、深部体温(脳や内臓の温度)が下がることで入眠するメカニズムになっていますが、冬場は夏場に比べて体温が下がりやすく、せっかく入浴をして温まっても、家事をしたり、あれこれしているとベッドに入るときには身体が冷えてしまっているなんてこともありますよね。

しかし、お風呂上りでも身体のある部分を温めることでベッドに入るまで湯冷めをしにくくすることができるんです!
それは、ほっぺ、手のひら、足の裏の3か所です!

この3か所には、AVA血管(動静脈吻合/どうじょうみゃくふんごう:Arteriovenous Anastomosesの略)という、体温調整が専門の血管で、栄養や酸素は運んでいない特殊な血管があります。
AVA血管は太さが毛細血管の10倍もあり、快適な温度より暑ければ血管を開き、寒ければ血管を閉じることで、私たちの体温をコントロールしています。ですので、このAVA血管のコントロール方法をマスターすることが、湯冷めを防ぐポイントになります。
その効果はスタンフォード大学の研究などでも明らかになっており、近年は熱中症予防にも応用されているメカニズムになります。

そして、AVA血管は全身にあるわけではなく、ほっぺ、手のひら、足の裏に存在します
AVA血管は閉じやすく、開きにくいという特性があるため、一度閉じてしまうと温められた血液が全身に循環しにくくなり、身体が冷えやすくなってしまうので、お風呂上りはAVA血管を閉じさせないことが、湯冷めをせず、朝までぐっすり眠るカギになります。

サッカージュニアとママのための湯冷めをしない3つのコツ

それではAVA血管を冷やさないためにはどんなことに気をつければよいのでしょうか? そのポイントを3つご紹介します。

①お風呂上りは靴下から!靴下が苦手なサッカージュニアは厚みのあるスリッパを

 

足の裏にはAVA血管があり、足の裏を冷やしてしまうと深部体温を一気に低下させる原因になります。お風呂から出たら、まず下着よりも先に靴下を履くのがおすすめです。
中にはおうちの中で靴下やスリッパを履くのが苦手なお子さんもいらっしゃいますよね(実はメンズアスリートの方も苦手な方が多いです。笑)。そのような場合には、厚みのあるルームシューズを用意したり、モコモコ素材の靴下を履かせるようにしましょう。

②スキンケア、家事の後は『手湯』で手のひらを温める

 

女性は男性に比べて、スキンケアや家事などでお風呂上りに冷たい液体を触る機会が多く、濡れた髪を乾かすにも時間もかかります。そのため、男性よりもほっぺ、手のひらが冷えやすく、AVA血管が閉じてしまってお風呂上がりに冷えやすくなってしまうのです。

そこでおすすめなのが、足湯ならぬ「手湯」。洗面器にお湯を張って、スキンケア後や家事の後に手が冷えたなと感じたら手をお湯につけ温めます。この方法ならAVA血管が閉じずに身体を冷えにくくすることもできます。

【番外編】
このAVA血管のメカニズムを知っていると、寒い時期の防寒対策にも応用することができます。ホッカイロを貼る場合も、AVA血管のある足の裏に貼ったり、手袋や温かい飲み物で手のひらを温めることで身体を冷えにくくすることができます。お子さんの場合は、ネックウォーマーなどでAVA血管のあるほっぺを覆ってあげるのもおすすめです。

③電気毛布やあんかの電源は寝る直前にOFFにする

 

寝ている間も温かい方がよく眠れるのでは?と思いがちですが、足の裏から放熱をして深部体温をスムーズに下げてあげることが快眠のポイントになります。 就寝時に電気毛布やあんかを使用したままだと、足の裏からスムーズに放熱することができず、かえって汗が蒸発せずにそのまま冷えて寝冷えの原因になることも。これらのアイテムを使用するときは、寝る前に忘れず電源をOFFにしてくださいね。

少しのコツをつかむだけで冬場の睡眠はぐっと快適になります!
ぜひ今夜から試してみてくださいね。

WRITER PROFILE

ヒラノマリ
ヒラノマリ

『スポーツ×睡眠』をコンセプトにした日本で唯一のアスリート専門の睡眠のパーソナルトレーナー、『スリープトレーナー』としてプロ野球選手、Jリーガー、五輪代表選手など、多くのプロアスリートの睡眠をサポート。大のサッカー好きでスタジアムに足を運ぶことも。睡眠健康指導士、アスリートフードマイスター2級などを保持。
テレビや雑誌などのメディアでも活躍中。

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