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自分にかける応援の言葉

「強くなくちゃいけない」

「頑張らなくちゃいけない」

 

あと一歩頑張らないといけないとき
自分によくかけていた言葉。

 

子どもの頃から、誰ともなく言われてきたような、自分の中でも知らないうちに持ち続けていたような無意識の価値観。

 

知らず知らずのうちに我が子にも
自分にも、応援のつもりで言葉がけをしていたかもしれない「〇〇は強いんだから」の言葉。

 

いま、人の「強さ」とは何かを
考え、見直しています。

 

 

こんにちは。

マザーズコーチングスクールの

桐原圭子です。

 

このところ
ニュースでも、幼い子どもがあまりにも早く命をおとしてしまう悲しく痛ましい事件や
 

 

芸能人の自死の報道、

 

そして身近なところでも
私の次男と同じ二十歳で、高校サッカー強豪校でも活躍し、大学サッカーでも頑張っていた青年が、突然自ら命を断つという、あまりにも悲しすぎる出来事がありました。

 

サッカーに励む子どもたちを応援する、
サカママである私たちも
大切な人を大切に思い、これからも応援していくためにも
人の「強さ」について改めて考えてみる機会にしてもいいのかもしれません。

 

 

では、人の「強さ」って何なのでしょうか?

人は

真面目な部分があったり
ポジティブなところもあるのだけれど

 

それだけではなく

本当は、大人も子どもも
意思が弱くなりそうな時や
ネガティヴになりそうな時、
時には怠けたかったり
ズルイ部分や不真面目な部分など
いろんな感情を持ち合わせている、

それこそが人だと思うのです。

 

 

その上で、
「人が強い」とはどういうことか?

 

ネガティヴな感情になった時、

 

誰かが応援しまた目標に向かって前向きに行動できることも、もしかしたら「強い」と言えるのかもしれません。

 

けれど、ポジティブな自分だけではなく、

ネガティヴな部分、そんな感情になってしまう自分自身も、今のありのままの自分なんだと認め、
そんな自分と、どんな対話をしていけるのか。
 

その対話を通して
自分自身を見守り応援していける自分なのかどうかが、「強い」と言えるのではないかと思うのです。

 

だから、その経過として

時には
前を向けない時だってあっていい。

 

 

それよりも、心の視野が狭くなり
頑張れない自分を責めたり
ネガティヴな感情を持ってしまう自分なんて弱いんだと思ってしまい

 

その結果、自分を孤独にしてしまうことが

一番悲しいことです。

 

だからこそ
どんな自分も否定せず、
どんな感情を持った自分にもフタをせず
自分自身を見守り応援していけるような
対話ができれば。
 
 

まずは自分が、どんな自分も認めながらそんな自分のことを一番に応援していこう

そうすれば
心の「孤独」がもっとなくなるはず。

 

ひとりと孤独は違います。

 

心の中の「孤独」がなくなるということは、悲しい事件や出来事も、減っていく事にきっと繋がるし

 

何より、自分自身の未来に期待を持って
新しい事にチャレンジする力や
いま取り組んで頑張っていることに
さらにエネルギーを注げるような気がします。

 

そして

 

自分を見守り応援できる、
心の対話ができることそれ自体が

 

きっと周りにいる自分の大切な人が頑張っていること、大切にしてることにも気付くことに繋がるのかもしれません。

 

 

子どもたちが、健やかに
大好きなことを頑張れる
心の中の質の良い対話、

 

それができるということは

言いかえると、
 

ママがまず
どんな自分のことも認めながら
自分自身を応援するような心の中の対話ができている環境にも影響するのかもしれません。

 

 

まだまだ、大変なコロナ禍の状況や
各地で起こる様々な自然災害、

 

サッカーにおいても
目指していた大きな全国大会や地方大会が

中止や延期になったり。

 

 

子どもたちも親も、

目標を見失ったような大きな喪失感やストレスを抱えているいまだからこそ

前ばかり向くだけじゃなく、
落ち込んでやる気がなくなってしまうそんな自分でもいいんだよ、
と、一旦ありのままの自分を受け止めてあげる心を持ちたいなと思います。

そして
そんな自分を抱きしめ、心から応援する自分がいるからこそ
また前を向けるし、大切な誰かのことも応援できるのではないでしょうか?

大切な人の心が

安心できる居場所であるために

  

 

サカママの私たち。
これからも大切な人を応援するために

自分が自分を応援する言葉を

心の中でかけるとしたら、

 

まず、

今日自分は自分にどんな言葉をかけますか? 

 

 

 

 

WRITER PROFILE

桐原 圭子

1972年1月25日生まれ、大阪府出身。 エステサロン経営、シングルマザー。息子2人(21歳・19歳)を見守り応援しながらサカママLIFEを満喫中。 現在はサロン経営の他、マザーズコーチング、トラストコーチングの個人向け開講や、企業向けに人材育成研修、1on1セッションなど研修講師としても活動中。

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