試合連戦の日のお弁当、どうする?
バランスと取れた一汁三菜がアスリートの基本なのですが。
エネルギーを多く使う試合や大会前について、ちょっと考えてみましょう。
さて、いつもと同じ食事でいいのでしょうか?
答えはですね…
✖というか。
炭水化物多めに変えていただきたいんです。
運動量が多いと、エネルギー消費量も当然増加します。
「炭水化物」はグリコーゲンに代わり、そして運動エネルギーとなるので、エネルギー補給の要なんです。
ということは。
汁物や野菜は少なめにしてね!ということです。
汁物や野菜を入れるスペースに、しっかり炭水化物を入れてあげて、エネルギーを蓄えます。
では、さきほどから炭水化物、炭水化物と連呼しているけど、具体的にはどんな食材がそれにあたるの?ということになりますよね。
何を食べればスタミナ切れにならないのかと。
こちらに4つほど食材を、挙げさせていただきました。
まずはご飯、そしてパン、うどん、パスタの小麦粉類ですね。
こういった主食、つまり炭水化物中心の食事に試合や大会前は変えていってあげてください。
では、いつごろから炭水化物多めの食事に切り替えればいいかと言うと。
一説では3日前あたりからと言われています。
そしてここからは、試合や大会当日の日の食事のお話になるのですが。
当日のお弁当って、何を入れようか悩みませんか?
どうしても健康=野菜というイメージが強くて、私も以前は「野菜野菜、野菜は何を入れよう??」と頭を抱えていたのですが。
野菜のメニューって意外とレパートリー少ないんですよね。
でも、アスリートフードを学んでからは、「なんだ!試合当日のお弁当は、野菜あんまりいらないんじゃん」と、お弁当作りが楽になりました。
なので、当日のお弁当の中身はこんな感じです。
半分以上が主食、つまり炭水化物、ご飯やパン、パスタ。
そしておかずとなる主菜をちょこっと入れて、副菜の野菜は彩り程度と。
無理に夏に生野菜なんか入れると、傷んでしまってかえってお腹痛くなったりしちゃいますからね。
冬も終わり、そろそろ温かくなる季節。
「野菜どうしよう…」から解放されて、ぜひ炭水化物メインの「楽ちんお弁当作り」始めてみてくださいね。