注目の総体出場校をPICK UP 全国強豪校REPORT(東地区)
夏を制する者がすべてを制す──。
全国の総体出場校の中から選りすぐりの8校を紹介する。
冬の選手権を見据えた今シーズンの注目チームの現状戦力は?
青森山田(青森)
目標は全国3冠。13年ぶりとなる夏の頂点へ
最多となる19年連続出場を果たした北の名門。U-18代表の195cmCB三國ケネディエブスや10番MF檀崎竜孔主将、GK飯田雅浩、MFバスケス・バイロン、左SB豊島基矢らタレント揃う優勝候補だ。昨年は東福岡との大一番で勝利しながらも、続く前橋育英戦で苦杯。今年は05年以来2度目となる夏の日本一、全国3冠を狙う。
矢板中央(栃木)
全国大会経験者多数。東福岡との大一番を乗り越えるか
昇格1年目のプリンスリーグ関東では堅守と縦に鋭い攻撃が噛み合い首位ターン。今年はCB白井陽貴主将や190cmFW望月謙、10番MF飯島翼、実力派SB後藤裕 二ら4強入りした昨年度選手権に出場した選手9人を残し、初の日本一に挑戦する。14年、15年大会王者でV候補の一角である東福岡との初戦は1回戦注目カードだ。
習志野(千葉)
流経大柏&市船撃破。千葉1位の実力示す
選手権優勝2回、インターハイ優勝1回の伝統校は千葉県予選準決勝で昨年日本一の流経大柏に2-1で勝利して全国への切符を獲得。続く決勝でも16年日本一の市立船橋に勝ち、激戦区・千葉の第1代表として5年ぶりの全国に臨む。堅守からMF中澤大翔やMF桜庭晴人によるビルドアップ、個も活かしたサイドからの崩しで相手を上回る。
三浦学苑(神奈川)
“三浦旋風”再び。日本一以来の全国
12年大会は神奈川県2位で初出場し、全国初勝利から一気に頂点へと上り詰めた。今回は神奈川王者として、日本一以来となる全国出場だ。神奈川県予選では全て1点差以内(1試合はPK戦勝利)という勝負強さ。左利きのエースFW川上渚と俊足FWウォー・モハメッドを筆頭に全員でハードワークし続けて再び“三浦旋風”を 巻き起こす。