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親子でTRY!ストレッチで体を温める!

寒い時期はどうしても筋肉が縮みがちになるので、練習前のストレッチがより重要です。
そこで今回は、筋肉をほぐし、体を温めるストレッチをご紹介。友達同士で取り組んだり、親子で日課にして柔軟な身体を手に入れましょう!

1 お尻&太ももを伸ばす

脚をのばして 10回×2セット


①長座して、互いの足裏を合わせ、両手を握る。


②背筋を伸ばしたまま、シーソーのようにして、互いにひっぱり合う。勢いをつけて行わないこと。

脚を開いて 10回×2セット


①脚を開いて、互いの足裏を合わせる。背筋を伸ばして、胸を張ること。


②それぞれ非対称の方向に身体を傾し、両手で自分のつま先を触ったら、①の姿勢に戻る。左右交互にリズミカルに行う。

POINT

キッズの脚を内側にすることで開脚状態をキープ。つま先はまっすぐに!

股関節のストレッチ 左右10回×2セット


①仰向けに寝て、片脚の膝を胸につけ、両手で膝を持つ。

POINT

つま先をのばし、片膝をできるだけ胸に近づける。


②親はキッズの膝を持ち、股関節を内側、外側と交互にまわす。このとき、反対側の脚が曲がらないように、しっかり押さえる。逆の脚も同様に行う。

POINT

股関節が大きく開いた状態で、ゆっくりまわす。

腰をねじる 左右10秒×2セット


①仰向けに寝て、両腕を横に伸ばす。


②腰をねじる。


③腰をねじる方向とは逆側の肩が浮かないよう&ねじりを強めるために、親が手で肩を押さえ10秒間キープ。逆側も同様に行う。

腰を8の字ねじり 10回×2セット


①互いに背中を向けて立ち、軽く膝を曲げる。腕を曲げて、手のひらを上に向ける。


②それぞれ非対称に後ろ向きに腰をねじって、手を重ねる。


③①の状態に戻ってから、②とは逆向きに腰をねじって、手を重ねる。

POINT

背筋を伸ばして、腰をしっかりねじること。慣れてきたら、ボールを使ってパスしあおう。

太ももの裏&股関節を伸ばす

向き合って 左右10秒×2セット


①互いに向き合って立ち、親が片脚を持ち上げる。キッズは背筋を伸ばす。


②軸足がぶれない程度に片脚をひっぱり、10秒キープ。両膝は曲げないように。逆の脚も同様に行う。

前後で 左右10秒×2セット


①互いが逆方向を向いて横に並んで立ち、内側の手を相手の肩にのせる。


②背筋を伸ばし、外側の脚を前後に大きく力強く振り上げる。逆の脚も同様に行う。

POINT

靴を飛ばすイメージで脚を振り上げる。勢いをつけすぎて、のけぞらないように。

真横で 左右10秒×2セット


①横に並んで立ち、親が片脚を持ち上げる。その際、真横というより、斜め横に持ち上げること。


②軸足がぶれない程度に片脚をひっぱり、10秒キープ。キッズは背筋を伸ばし、両膝は曲げないように。逆の脚も同様に行う。

杉本教授からサカママにアドバイス!

最近の子どもたちは、身体の硬い子が多く、そのような状態では、プレー中も動きが小さくなってしまい、パフォーマンスがあがらないものです。まずは、日頃からストレッチをしっかり行って、身体を柔かくするよう心掛けましょう。

今回紹介したメニューは、動きのあるストレッチが中心です。動きを加えたストレッチなら、筋肉がほぐれるだけでなく、身体も温まっていき、痛みもさほど気にせずに行うことができます。トータルで10分程度のメニューですので、お風呂上りなどに親子で行って、子どもたちは柔軟な身体づくりに、親御さんは肩こりや姿勢の改善に役立ててください。

※この記事は2015年2月6日に掲載したものです。