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腰や股関節のスポーツ障害について学んでみよう③

腰や股関節のスポーツ障害についてご紹介します。

【鼠径ヘルニア】
女子より男子の方が発生率が高い、です。下腹部から股間にかけて痛みがでます。また、トイレの時や鼻をかむ、くしゃみをする、などして下腹に力が入った時に痛みがでることもあります。あきらかなヘルニアが認められた場合、手術となることがあります。

腸腰筋腱炎

腸腰筋の腱に炎症が生じたもの。足を繰り返し蹴り上げる動作、サッカーのキック、ダンス、などの繰り返しのストレスが原因です。
腰の部分から足にかけてつながっている大きな筋肉なので、下腹や内ももが痛くなる場合もあれば、ふとももの前面に痛みがでることもあります。
最初の痛みは、太もも前の痛みの方が多いようです。これも、慢性のスポーツ障害なので、まずは練習後のアイシング(どちらかというとアイスマッサージの方がオススメです。)
そして運動前後のストレッチを徹底しましょう。

大転子部滑液包炎

大腿部(太もも)の外側に痛みが出る、使いすぎが主な原因のスポーツ障害の1つ。太ももの骨(大腿骨)の上部にある滑液包(組織の間にある、動きを滑らかにする役割がある)が炎症を起こしていると痛みが出ます。安静にし、適切なアスレティックリハビリテーションが必要です。

弾発股症候群

股関節の横の部分で、歩くなどの動作をすると鈍い音がしたり、引っかかる感じがする。人によっては、股関節が外れるような感じを持つ場合もあるようです。原因は様々ですが、まずは気になる動作は控え、股関節のストレッチや筋力強化を行えば改善することがほとんど、です。

ヒップポインター

骨盤の横の部分(手で触れる大きな部分)の打撲のことです。脂肪や筋肉が薄い部分なので、この部分を強く打ち付けて転んだり、野球でのスライディング、直接的な相手との激突などで生じます。

腰や股関節のスポーツ障害について学んでみよう①
腰や股関節のスポーツ障害について学んでみよう②