身長を伸ばすために…成長期のサッカーキッズを支える親のサポート
なんとなく、夏休みを終えて2学期になると、自分の子もほかの子も背が伸びている気がしませんか? 今回は、子どもの身長を伸ばすために大切な“睡眠”と“栄養”にフォーカスして、親ができるサポートを考えていきます。
「寝る子は育つ」は本当?
実際には夏だから伸びるということではないようなのですが、日光を浴びることで成長ホルモンが分泌されやすくなるのだそうです。
そのホルモンは睡眠中に多く分泌されるものなので「寝る子は育つ」と言われるように、日照時間が増え、普段よりゆっくりすごせる夏に背が伸びるというのはあながち間違っていないようです。
ただ、長く寝ればよいというわけでもなく、寝る前にスマホやタブレットを見てブルーライトを浴びると、メラトニンという睡眠を促進する物質が低下してしまいます。
子どもの成長期
中3息子の一番の成長期(身長の伸び)は中1でした。小6まではちょっとずつ横に伸びていき、週4~5サッカーをしていてもぽちゃっとしていました。中学に入学するときの身長が158㎝、53~54㎏。そこから中1の夏休み明けで165㎝、55㎏と身長と体重の比率が良くなり、本人は軽やかにサッカーができるようになったと言っていました。
165㎝を超えてからは著しい伸びはなく緩やかに伸びていき、中3になり4月の測定では169㎝でした。そして7月のいま現在は171.5㎝となりました。私の身長が167㎝、夫は172㎝なのでいつのまにか私を超えもうすぐ夫を超えますが、できれば175㎝超えくらいまで伸びたらいいねと本人とも話し、この夏に期待しております。
ただ期待するだけでも伸びないので、上述のとおり夏休みは睡眠に気を使うことを意識する予定です。
睡眠確保は難しいけれど、実は中3に入ってから身長が伸びるとされるストレッチを隙間時間に少しずつするようにしていました。科学的根拠があるのかといわれると謎ではありますが、検索すると整骨院の先生などいろいろな方が動画などをあげているので、我が家もよさそうなものを取り入れています。
こちらは4月に始めて2.5㎝伸びてきたので効いているのかもしれません。
成長を促す栄養面でのサポート
身長を伸ばすために・・・という検索をすると、睡眠のほかによく出てくるワードは「栄養」です。背を伸ばすだけでなく身体を作る栄養は大切だと思うのですが、息子はとても偏食でいまだに食わず嫌いが多い状態です。小学校低学年の時には面談で先生に心配されてしまったほど(ピザトーストのメニューでパンのみみしか食べなかったという日があったようです)。いまは克服してきましたが、ピーマンが乗っていたからパン全体が食べられなかったと本人は当時言っておりました。
バランスよく栄養を摂ってほしいけれど自分も偏食なため、無理に食べさせられると余計に嫌いになるということを体感していたのでつい甘くなってしまいましたが、主に苦手としている野菜をカレーやシチュー、餃子などで摂取できるようにしかできていなくて、食でお子さんをサポートされている方の記事を読んではたまに真似をしつつも続かず。結果、サッカー後のおにぎりとオレンジジュースのみは続いています。
息子が小学生の時に一度栄養士さんのサポートを受けてどんなものを食べたかチェックしたことがあったのですが、その時期は献立も気にしたのですが、継続ができずに申し訳ないと思います。
ただ、成長期のラストの時期に差し掛かっていると思うので、もう一度頑張ってみようかと思います。成長についてはストレッチなどを続けつつ食事も意識して、夏休みを経て冬くらいにどのくらいまで伸びたのかコラムにまとめようと思います。
いよいよ進路に向き合うこの夏、たくさんの高校見学や練習会参加などをして心と身体ともに成長してくれることを祈ります。