実録!クラブチームに通う息子の1週間の活動スケジュール
サカママ・サカパパのみなさん、こんにちは。ライターのYUKARIです。
セレクションのピークも終わり、次は来年度に向けた準備が始まっていることを実感しています。
息子のセレクションキャラバンはもう一昨年の話。ある程度の覚悟はしながらも、あの頃はまだ想像しきれていなかったクラブチームと学校との活動スケジュール。「毎日忙しくない?大変でしょ」と言われる事が多いのですが、今では当たり前の日常です。では、実際にどんな日常なのか、我が家の1週間の活動スケジュールをご紹介したいと思います。
息子の日常~いつもの1週間の場合~
練習があるいつもの息子の1週間タイムスケジュールをご紹介します。
月曜日:練習あり (18:00~21:00)
学校の6時間授業が終わると急いで帰宅します。この日の練習会場のグラウンドまではバスを乗り継いで40分、さらにバス停から徒歩10分ほどの距離。練習は18時スタートですが、現地での着替えや準備なども含め、開始する30分前までにはグラウンドに到着していたい息子は、用意していた補食をかけこみで平らげ出発します。帰宅時間は22時を過ぎることがほとんどです。
火曜日:練習なし
練習がないこの日は個別指導塾の1コマ(90分)のスタートまで自宅でのんびりしています。中学でもサッカー部に所属しているため(選手登録はしていない)、放課後に活動をしてから帰宅することもあります。
水曜日:練習あり (18:00~21:00)
1年生の頃は、自宅から自転車で30分ほどの距離にあるグラウンドでの活動だった水曜日。2年生になってからは自宅から近いグラウンドになったため、5時間の授業を受けてのんびり帰宅をしても十分間に合うスケジュール。補食もゆっくり食べる事ができて、ゲームやテレビを観るなど、一息ついてから練習に向かっています。この日は21:30には帰宅です。
木曜日:基本的に練習なし (18:00~21:00)
自学年中心の練習は水曜ですが、大事な試合を控えている時は練習が入る場合もあります。また、上級生の練習が入っている場合は、特定の選手が招集されたり、任意での参加を認められたりする場合もあります。
金曜日:練習なし
個別指導塾のもう1コマ(90分)があります。火曜日と同じようにゆっくりと帰宅。翌日の土曜日に練習や試合はあるものの、学校は休みのため、本人にとっては気持ち的にものんびりできる平日の最終日です。
土曜日:練習あり(18:00~20:00)
練習試合(以下、TRM)や公式戦が入らない場合は、基本的に練習は夜からになります。電車&徒歩で1時間ほどの距離にあるグランドですが、30分前到着の意識は週末でも変わりません。16:30頃に自宅を出て、帰宅は21:30頃ですが、練習が延長する場合もあります。
日曜日:練習あり(18:00~20:00)
土曜日とスケジュールの内容はほぼ同じです。本人の疲れ具合によっては翌日学校があるため帰りは車でグラウンドまで迎えに行くこともあります。
以上が普段の息子の活動スケジュールです。改めてまとめていると「いつ宿題をやっているの?」と思いますが、息子曰く「学校で済ませているから大丈夫」とのこと。本当かな…と半信半疑で聞いていますが、本人がそう言うのなら信じるしかありません。
息子の日常~テスト期間の場合~
学校の部活に所属している場合は、基本的にはテストの1週間ほど前から部活動が停止されるため、練習もなくなります。大事な公式戦を控えている場合は何かしらの考慮があるかもしれませんが、学校それぞれの判断となるでしょう。
一方、クラブチームには試験期間による活動の停止というものはありません。所属している選手も様々な学校に在籍しているため、試験日程も一定でないので尚更でしょう。ただ、チームによっては、練習を早めに切り上げて帰宅する事を許可したり、欠席を認めていたりするところもあるようです。息子のチームは自己申告制で1時間早めに切り上げることを良しとしていますが、勉強よりもサッカーの方が楽しい息子は、早めに帰宅することはほぼありません…。
クラブチームの場合、サッカー推薦で進路を決める選手も多くいると思いますが、スポーツ推薦とはいっても、ある程度の学力も求められる時代です。サッカーのスキルではほぼ合格は間違い無いと言われていたのに、最後の最後で学校での成績(内申)が基準に達しなかった、という理由で直前になって推薦の話が破棄された、という話も聞きますので、油断は禁物です。
息子の日常~長期休暇の場合~
学生のうちは、春休み・夏休み・(秋休み)・冬休み、と長期休暇が3回(4回)ありますが、春・夏・冬の3期間に合宿が開催されることがほとんどです。それに加えて、息子のチームではゴールデンウィークにも2泊3日で遠征試合が入りました。
- 春休み:1回(2泊3日)
※始業式直前 - 夏休み:2回 (2泊3日と3泊4日)
※7月に1回、8月のお盆前に1回 - 冬休み:年末に1回(2泊3日)
※加えて、今年は年明け早々に2泊3日遠征試合が入りました
もちろん、上記の合宿や遠征に加えて、平日も練習があります。基本的には普段活動している曜日や時間帯をベースにスケジュールが組まれていますが、学校が休みということもあり、平日の日中にTRMが入ることも。ただし「公式戦が平日に設定される」ということはありません。
こうしてみると、家族みんなで予定を合わせて旅行をする、というのはほぼ難しいのが現実です。息子自身は宿泊先での友人との時間を楽しむなど、疲れながらもそれなりに満喫して帰宅します。しかし、我が家の場合はまだ小学生の娘がいるので、寂しい思いをさせないよう、息子の合宿期間に合わせて小旅行に連れて行くなどの、「長期休暇」ならでは過ごし方をなんとか捻出しています。
もちろん、家族時間も大切にすべく、今年は1泊ではありましたが近場での家族旅行を楽しみました。サッカーが大好きな息子ですが、自宅ではない非日常の空間で、サッカーや勉強からも解放されて、時間にしばられることなくのんびり過ごす事ができる時間はとても特別だったようです。
何もしない時間も大切
こうして改めて息子の日常生活を書き出しまとめてみると、我が子ながら忙しい毎日を送っているな、頑張っているな、と思わずにはいられませんでした。練習がない日にダラダラしている息子をみると、つい口うるさく言ってしまいがちですが、これからは気を付けることにします(笑)
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。私の経験談が、誰かのお役に立てることを願って…。