“考えるスポーツ”サッカーにも生かせる、部活と勉強の両立方法
サカママのみなさまこんにちは。
大きな大会が始まる季節となってきましたね。
応援するのにとても良い気候で、毎週外にいるような気がしています。
さて、ゴールデンウィークが終わり、中高生のサカママのみなさまはそろそろ子どもの定期テストが頭をよぎる頃ではないでしょうか。
息子も高校三年生になり、受験生として部活と勉強の両立の毎日です。
文武両道を掲げる学校でどちらも全力で取り組む仲間がいるからこそ、どちらも疎かにできない環境は親としてはありがたいなと思います。
それでも、やはり本人のやる気次第なことは言うまでもありません。
今回は、スタートこそ大事にしたいサッカーとの両立についてお話ししたいと思います。
勉強することを自分で管理する
年に数回しかないテストとどう向き合うかと考えたときに、息子はやるべきことを細かくピックアップしました。
自分は何がわかっていないのか、どの教科を特に復習しなければいけないのか、それを自分でよく考察していました。
それが今につながっていると本人は言います。
一つひとつわからないところをクリアしていく。
このやり方はどうかな? と試行錯誤する姿を見守り続けました。
そうすると、
やはりわかっていないところの詰めが甘いとテストではできない。
得意なところはいつも点が取れる。
大丈夫だと思っていたが、実はもっとやらなければいけなかった。
など、次回への課題が見えてきます。
中学の頃はこの繰り返しで、いかに苦手なところと向き合うかを課題にしてきました。
そして、高校の今はまた違った勉強法を確立しているようです。
それが勉強するためのアプリの活用です。
⭐︎英語音声アプリ
⭐︎勉強時間管理
⭐︎講義動画
⭐︎単語帳
⭐︎一問一答
などがあり、有料無料もさまざまなようです。
息子はこれをいろいろと使い分け、部活との両立をしています。
どの問題集を何時間やっているかなどを管理し、それを友達と共有することもできてモチベーションにつながるといいます。
アプリを開けば友達も頑張っている、自分だけじゃない。
それはやはり心強いですよね。
今はSNSで自分にはどんな問題集や参考書があっているのか、先輩たちがどのような順番で問題集を進めているのかなど、情報を入手しやすいそうです。
受験までに何をやるべきかがわかっているので、逆算して計画を立てる。
それを1カ月1週間1日と振り分け、今日やるべきことをこなす。
練習や試合で疲れている日ももちろんあります。多少のゆるくなる日もありますが、そのぶん次の日に取り戻すといった感じです。
自己管理は難しいです。
自分に厳しくすることも、その逆もできます。
サッカーをやりたいから!
それが息子を動かしているような気がします。
何事も習慣づけることが大切
では、高校生になり自己管理ができるようになるために小中で何をしてきたか。
最後にこれについてお話をしたいと思います。
小学校の間は授業をしっかり聞くこと、教科書を理解することをいつも伝えてきました。
大好きなサッカーを存分にやるためにも、勉強は疎かにしないこと。
これを小さい頃から認識させる。
サッカーは考えるスポーツだと言われます。
漫画『アオアシ』でも「人間は考える葦である」の言葉があります。
考える力をつけるには、学校の授業が大切だよって伝えたのです。
サッカーをやって帰ってきたら、宿題は終わらせてから寝ること。
小学校高学年になると、週4で練習や試合があり帰宅時間も遅くなりました。
それでも、宿題があればそれだけは終わらせる。
努力して身につけた習慣です。
少し理解していないなと思うところは、朝学校に行く前やオフの日にやる。
これがストレスなくやれる勉強方法でした。
親として、サッカーも勉強も頑張ってほしいと思う気持ちと子どものやる気をうまくすり合わせて、自分で管理させることを少しずつできたら、無理なくサッカーが続けられるし親として全力で応援できる気がします。
その子によっていろんなスタイルがあると思います。
今回は息子の話をさせていただきました。
お子様がサッカーを存分にできる環境づくりに少しでも参考になればと思います。