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サッカーと勉強の両立!効率よく勉強するためには?

皆さまこんにちは!本格的な花粉到来に悩まされているサカママ、早坂英里です!

第3回目のコラムは、『サッカーと勉強の両立について』です。日々サッカー三昧のお子さんを持つサカママにとって、子どもの勉強も心配になるところですよね。
我が家の年長、小3のサッカー兄弟も毎日朝から晩までサッカーで大忙し。長男は中学受験も検討しているため、最近ますますサッカーと勉強の両立が大変になっているなと実感しています。

サッカーに塾!時間が足りない!

 

今回は小3の長男のお話になるので、まずは長男のスケジュールを紹介しますね。

【ある日の長男の一日】

  • 毎朝5時に起きてサッカー仲間と朝練
  • 学校
  • 帰宅後学校の宿題
  • サッカースクールorチーム練習
  • お風呂
  • 夕飯
  • 塾の宿題
  • ストレッチ
  • 就寝(21時)

【塾がある日の長男の一日】

  • 毎朝5時に起きてサッカー仲間と朝練
  • 学校
  • 帰宅後学校の宿題
  • 20時過ぎに帰宅
  • お風呂
  • 夕飯
  • 塾の宿題
  • ストレッチ
  • 就寝(22時過ぎ)

長男は年長の終わりから少人数制の受験専門塾に通っていました。小さい頃から早い段階で言葉を覚え、数字が得意、学ぶことが好きだったこともあり、塾には楽しく通ってくれているようです。

そして新4年生。塾は2月から新学年のカリキュラムになるのですが、そのタイミングで長男の希望もあり大手集団塾に入塾しました。塾に通う頻度はこれまでの週1が週2になり、隔週土曜日にはテスト、帰りも20時と遅いので体力的にも疲れるだろうな~と感じています。何より塾の宿題が予想以上に多いので圧倒的に時間が足り無いのです。

効率的に勉強するには「隙間時間」と「ポイントを教えること」

 

どうにか効率よく勉強する方法はないかと考えた結果、「隙間時間を有効に使うこと!」を意識しています。例えば…

  • サッカーの往復に車内で漢字練習(車酔いする子は真似しないでね!)
  • 次男のスクール中の待ち時間にテスト勉強

といった感じです。
そして、効率的に勉強するために、適度にポイントを教えることも意識しています。

  • テスト範囲で特に重要なポイントをピックアップしてひたすら声掛け
  • 分からない問題はサッカーに例えてみる

長男は分からない問題を前にするとしばらく固まってしまい、ただ時間が過ぎていくだけということがあります。算数は好きなので教えることもほぼ無いのですが、国語に至ってはポイントが掴めない→固まる…。気が付いたら「まだここまでしか終わっていないの?」という状態。これでは時間の無駄だし、朝練のために少しでも早く寝てほしい!

こんな風に思考停止してしまったら、まず問題に興味を持つことが大切かなと思います。これには、分からない問題をサッカーに例えるが有効!
例えば苦手な国語だったら、人物の気持ちを答える問題などは実際のサッカー仲間に当てはめて考えてみるなどしています。大好きなサッカー仲間に例えて問題を解いてみたりすると、「あー○○っぽい!」と苦手な文章問題も少し興味が湧いてくるようです。

時々、先に解き方を教えると考える力が…といったことも聞きますが、思考停止している状態の場合には解決策を教えてあげないと先に進みません。時間をかけて考えても分からないものは分からない!

なので、私は要所要所ではポイントを教えるようにしています。そうすることで徐々に問題が解けるようになり、他の難しい問題に関しても思考停止せず意欲的に取り組むことが出来るようになりました。テストでも解いたことがある問題が出ると自信が付くようです。

サカママはやることがたくさん! サッカー場を梯子したりの送迎や食事管理など毎日大忙しのため、勉強を付きっきりで見るなんてとても出来ないですよね。
ママも忙しい、子どもたちも時間がない…! そんな中で効率よく勉強をするためには、隙間時間を上手く使い、適度にポイントを教えてあげることが大切かなと思っています。

サッカーも勉強も、なりたい自分に向かって頑張ってほしい!

 

とはいえこれから高学年になるにつれ、勉強の量も塾の日数もさらに増えてますます両立が厳しくなってくるでしょう。私も中学受験を経験しましたが、当時は今の息子たちのように毎日サッカー!!と言うような熱中しているものが無かったので受験勉強に専念することが出来ました。

しかし、我が家の長男も次男も将来はプロサッカー選手になるのが夢。毎日サッカーをしていたい気持ちは変わりません。中学受験について長男と話した時、長男は「サッカーも勉強もどちらも頑張る!」と言いました。

受験はいずれどこかのタイミングですることになります。早いか遅いかの違いですので、別に今しなくてもいいのです。今はどちらも頑張ると決めましたが、1年後、もっともっとサッカーに専念したいから受験はしない、もしくは受験に専念したいからサッカーの時間を削る、と言うのであればそれでもいいと思っています。

自分で決めた目標に向かって努力を惜しまず頑張ってほしい。サッカーでも勉強でも、なりたい自分に向かって一生懸命努力してほしいと思っています。

サカママである私が出来ることは栄養たっぷりの食事を作り、送迎することくらいですが、サポートをしていけたらいいなと思っています。

WRITER PROFILE

早坂英里
早坂英里

料理&テーブルコーディネート教室
【Eri’s Kitchen】主宰
アスリートフードマイスター/(社)日本テーブルデザイナー協会認定講師/専門学校 テーブルコーディネート講師

12歳と9歳の子を持つサカママ(サカママ歴8年)
兄弟それぞれ都内の強豪クラブチームに所属。5年以上続けている朝練は兄弟の日課。プロサッカー選手を目指す子どもたちの為に日々首都高を走り回り、食事やマッサージなどサポートに務める。