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J下部入団への道のり~オフィシャルサイトやSNSでチームの傾向をチェック~

J下部入団への道のり~オフィシャルサイトやSNSでチームの傾向をチェック~

多くのJ下部では、オフィシャルサイトのアカデミー欄に選手一覧や活動予定を掲載しています。アカデミー専用のSNSがある場合もあるので、入団を目指す際に有益な情報をチェックしておきたいですよね。そこで今回は、クラブのサイトやSNSから実際にどのような情報が得られるのか、ご紹介したいと思います。

選手一覧チェックポイント!

身長と体重

①現在の自分と体格比較ができる
②将来求められる体格を考える

子どもと同年代に目が行きがちですが、それ以上にトップチーム直下にあたるユース年代や、実際にトップ昇格した選手に注目です。

ジュニア年代では、体が大きく、パワーのある選手が有利です。ですが、カテゴリー昇格は、それだけで勝ち残れるものではありません。
高身長の選手が多いのは事実ですが、昇格している子をチェックしてみると、小柄な子も同じくらいいることが分かります。

とはいえ、高身長が有利なことに変わりはないため、小柄な我が家は日々奮闘です。成長につながるように食事や睡眠に気を付けるしかありません。身長や体格は遺伝要素が強いようなので…少しでも! 少しでも!!

隠れポイント
最近多く見かける、髪を染めていたり、奇抜な髪型の選手をJ下部ではあまり見かけないのが面白いなと思います。

以前所属していたチーム

①家から通える範囲を考える
練習時間に間に合う範囲とはいえ、意外と遠くから通っている子もいるので、チーム選択の範囲を広げるキッカケになります。
また、セレクション合格後に家族で引越しをする方も実際にいます。なかなか真似はできませんが、連日の移動時間、定期券の負担を考えると良案の場合もあります。

ちなみに小学生は子ども料金の定期券ですが、中学生は大人料金の定期券となるため、負担が大きいです。

②同じチーム出身者を調べる
ジュニアからユースへ見ていくと、同じジュニアチーム出身の選手を見かけます。
J下部入団者を何人も輩出している場合、まずはそのチームに入ることが近道になるかもしれません。近年、J下部合格を目指すためのチームやスクールコースが多くなり、本当に上手な子が多いなと感じます。

留意点として、チーム(代表やコーチ)の交流の広さは重要です。
J下部入団が叶わず、ジュニアユースまで在籍し、高校サッカーへ進む場合、担当コーチによって進路が大きく変わってしまう事実があります。
卒業生の進路や、練習試合の相手チームはどこか? をチェックしてみましょう。

隠れポイント
これはなかなか判明しにくいところなのですが、通っていたスクールも分かると面白いです。年代によって、J下部出身者が固まっているところがあるので、スクール選びの参考までに…

活動予定チェックポイント!

大会参加状況

どのリーグに属していて、試合結果はどうだったか、SNSで確認することができます。
少年団在籍の我が家は、同じ大会に出ていてもなかなか対戦する機会はありませんが…実際に試合を見ていると、来ていたのは1個下の学年だった! となることもあります笑 カテゴリーは要確認です!

最近は大会側が用意したリアルタイム配信で試合を観戦できることが多くなったので、そこでチームの戦い方を確認できます。

隠れポイント
Jリーグチームのサポーターで、アカデミーも追いかけている! という方が各々いるので、その方のSNSを見るのも楽しいです。
アカデミーの試合を現地観戦して実況していたり、写真をアップしていたり…サポーター目線のあたたかな優しさだけで出来ています(笑)

遠征や代表活動、セレクションの日程

その他、SNSでは海外遠征の有無や、海外留学支援の有無、代表招集選手などが確認できます。申し込み期限のある、セレクション情報もわかるので要チェックです!

最後に…!!

年々見ていくと、昇格人数を把握することができます。チームによって大きく違うため、必ずチェックしたほうが良い点です。

・ジュニアからジュニアユースへの昇格人数
・ジュニアユースからユースへの昇格人数

ジュニアユースまで支部が分かれている場合でも、ユースは1チームとなるため、昇格するのは難関です!

ぜひご参考までに…

ではまた来月よろしくお願いいたします。

WRITER PROFILE

あひる

長男(J下部)・次男(少年団)のサカママをしております。長男は年長の頃からサッカーを始め、現在中学生。次男は始めて2年が経ち、J下部入団目指して日々練習に励んでおります。サカママ2周目だからこそ分かったこと、役立ったこと、それ聞いてみたかった!!をコラムにしていけたら良いなと思います。よろしくお願いいたします。

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