子どもが楽しくサッカーをするために親ができること
みなさんこんにちは! 早いもので今年も残りあと僅かですね! 本当に年々目まぐるしく過ぎ去る一年の早さに驚いています!笑。
そして、私のサカママ歴も12年目とだいぶ長いこと子どもたちのサッカーに関わって来たわけですが、サカママコラムを書くようになってから、子どもたちのサッカーに対する関心が高まったように感じます。コラムを書くまで、正直私自身はあまりサッカーに興味もなく、サッカーは子どもの遊びの一つくらいに考えていたのですが、ライターとなってからは、毎回どんなことを書こうか? どんなことを伝えようか? と考えながら子どものサッカーに関わるようになりました。
思い起こせば、ヨチヨチ歩きでボールを必死に追いかけていた長男は、今では一人暮らしを漫喫する大学生となり、そんな長男によく泣かされながらも諦めずにボールを追いかけていた次男も、反抗期真っ只中の中学2年生。二人の足元には、家の中でも外でもいつもサッカーボールがありました。
そして、そのサッカーでは楽しい! 嬉しい! 悔しい! 悲しい! と、たくさんの感情と向き合う子どもたちの姿を目にしてきました。さて、私がコラムを書き始めてから早いもので3年が経とうとしていますが、今回が最後のコラムとなります!
信じて見守ること
そんなコラムでは、私がサカママとして学んだ【子どもが楽しくサッカーをするために親ができること】について、長年サカママとして子どもたちを見てきた経験から、ライターとして実体験を通して書いてきました。それらを今あらためて思い出してみると、子どもが楽しくサッカーをするために親ができることは、【信じて見守る】が一番大事なのかなーと私は感じています。
サッカーをやっていると、たくさんの壁にぶち当たります。長男、次男を見ていて「あー悩んでるなー! 苦しそうだなー! 可哀想だなー! なんとかしてあげたい!」なんて感じることは本当にたくさんありました。まだ小さなうちは励ましの言葉なんかも言ってきましたが、結局サッカーが大好きだと「親の言葉がなくても子どもの力で乗り越えられる! 無関心ではない放置が大切なのかな?」と考えるようになりました。
親が心配し子どもと一緒に不安になり、同化してしまうとどんどん弱くなってしまい良いことなし!笑。子どもは親が思っている以上に逞しく、我が家の息子たちは、壁にぶち当たるごとにどんどん強くなりました。
サッカーの主役は子どもたち
さて、私が最初に書いたコラム【ママにサッカーの知識が無かったからこそ出来たことって?】
このタイトルにもありますが、私にサッカーの知識がないからこそ、子どもたちのサッカーに関しては何も教えられることがなく、逆にこれが良い距離感で居られた理由だったのかなーと、今となっては感じています。
正直、周りを見ては「もっと親も熱心になったほうがいいのかな?」なんて思ったこともありましたが、スポーツ(サッカー)は純粋に楽しむもので、あれこれと親が口を出したら、きっと息子たちの性格上楽しめなくなっていただろーなーと感じています。
“見守る”って簡単そうでなかなか難しく、できない方も多いと思いますが、「あー今日のプレーについて言いたい!」なんて思ったときは、否定的な言葉ではなく肯定できる言葉を一つでもかけてあげるほうが子どもは絶対に喜ぶし、どんどんサッカーが好きになるんじゃないかなーと思います。我が家の息子たちも、褒められると『もっとやりたい!』と、どんどんサッカーに夢中になっていったので。
それから、サッカーをやっていると、子ども同士のトラブルなども起こると思いますが、このトラブルもよっぽどのことでなければ私は見守ってきました。子ども同士のトラブルは、親が入ることで余計に拗れてしまうケースも多いように感じています。子ども同士の喧嘩って(特に男の子は)本当にささいなことが多く、気付いたら仲直りしていたなんてことはけっこうあるんじゃないかなーと思います。サッカーはそんな人間関係もたくさん学べる最高な場所だと思っています。
息子たちも、ささいなことで『〇〇と喧嘩したー!』なんてことは日常茶飯事でしたが、子どもたちは子どもの世界で一生懸命悩んで、自分で解決する力を持っていると思います。傍から見ている親からすると「心配だなー」なんて思うかもしれませんが、子どもから何か言ってくるまでは、これも黙って見守ることが一番大切かなーと、息子たちを見て感じています。
親としては、やはり子ども可愛さのあまり黙って見守るのはけっこう難しいと思うのですが、自立への道を歩み始めた我が家の長男を見ては「あのとき、手を差し伸べなくて良かったなっ! 強く逞しくなったなー!」なんて思えるので・・・。少し話が逸れてしまいましたが、サッカーの主役は子どもで、私たちはこれからも子どもの一番のサポーターであり、一番のファンでいてあげればいいのではないかなーと思います。
最後になりましたが、3年間という長い間コラムをご愛読いただき本当にありがとうございました! 正直ここまでコラムが続けられるなんて自分でも思いもしませんでした。
DMからメッセージを頂いたり、共感してくれたりと、本当に皆様のお陰でここまで続けることができました。今後もみなさんと一緒に、引き続きサカママLIFEを楽しみたいと思います!