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ママにサッカーの知識が無かったからこそ出来たことって?

みなさん、はじめまして。この度、サカママコラムを担当させて頂くことになりました。高校1年生と小学5年生のサッカー大好き兄弟の母、サカママ歴9年のyumikaと申します。よろしくお願いします。
1回目のコラムは、サッカーの知識がなかったからこそ出来たことについてお話しさせていただきます。「自分にサッカーの知識がないので不安になる…」というサカママさん、結構多いですよね。実際私も前はその1人でした。でも、知識がないからこそ良かったのかも?と思うこともあるんです。

「ママ、どうやったらボールって取られないの?」

私がサカママデビューしたのは、上の子が小学1年生の時。スクールのみに通うスタイルで、6年間はひたすら週1回のスクールだけ通っていました。本人もそれで十分楽しめていて、私も習い事はこんな感じで良いと思っていました。試合もほとんど参加しなかったですが、中学、高校に進んでからもサッカー部に入って活動する姿を見て、長男は本当にこのスタイルが合っていたのだろうなーと思っています。

下の子がサッカーを始めたのは、年少さんの時。「オレもサッカーやりたい」と言い、お兄ちゃんと同じスクールに連れて行きました。最初は鬼ごっこをしたり、ボール遊びが中心だったかな。とにかく楽しく走り回っていました。
ところが、スクールに通い始めてから数ヵ月したある日、「ママ、どうやったらボールって取られないの?」と聞いてきたんです。話を聞くと、スクールの最後にみんなでミニ試合をするらしく、その時にボールを持つとすぐに取られてしまうということでした。

上の子では1度もなかったサッカーの質問。サッカーに無知な私は、当然アドバイスが出来るわけもなく、すぐに動画を検索。でも、当時は今よりも子ども向けのサッカー動画もそんなになくて、専門用語を聞いた瞬間にすぐ動画を閉じました。笑

でも、子どもの質問には答えてあげたい。そこで、「じゃあどうやったら取られないか、一緒に考えてみよっか」と言って2人で色々試してみることにしたんです。

自分で見つけたボールを取られない方法

次男がボールを持って、私が追いかけるかたちで早速練習がスタート。ボールを蹴りながら私から逃げる次男。でも、まだまだボールを保持して走るなんて出来ず…。

そこで、「止まって取られない方法ってあるかな?」と聞いてみました。するとしばらく足の裏でボールをコロコロやり始めて、一瞬ボールが足の後ろに行ったんです。それを見て、「あ、今のなら取られないかもよ?」と言ったら、今度は足の裏でボールをすっと引いて後ろに持っていったんです。思わず、「それだ!!!すごいー!それならすぐ取られないかもよ!」なんて言って、私の方が興奮していたかもしれません。笑

そんな私の姿を見た次男は、すごく得意気になって何度も何度も足の裏でボールを引く練習をして、「お兄ちゃんが帰ってきたら、これ試してみる!」と言いました。そして、何も知らないお兄ちゃんが帰宅して、さっそく挑戦。
次男がボールを持って「オレからボール取ってみて」と言うと、長男がボールの前に足を出した瞬間に足の裏でボールをさっと引きました。たった一瞬だけど、ボールは取られなかったんです。長男も、「え?すっごい!」と驚いていました。その時の次男の嬉しそうで誇らし気な顔は今でも覚えています。

いつも兄弟でサッカーをすると必ず負けて泣いていたので、一番身近なお兄ちゃんというサッカーライバルからの心から出た「すごい!」の言葉は、次男にとってすごく大きな影響があったように感じました。
それに、誰からも教わらずに自分で考えて成功したからこそ、余計に誇らしかったのかなと思います。それから本当にサッカーが楽しくなったんでしょうね、毎日ボールを蹴ったり、足の裏でコロコロやっていました。

 
当時の写真。こちらは初めて試合に出た日に撮影したものです。

子どもは自分で考えて成長するもの

もしも私がサッカーに詳しかったら、きっとすぐにボールを取られない方法を教えていたと思います。けれど、知らないから考えて出来たこの一瞬の動作は、次男にとってはずっと忘れない物になっていると思います。
ママがサッカーを知らなくても、子どもはちゃんと考えて学べるんだなぁと感じたと同時に、サッカーを全く知らない私が、サッカー知識ゼロでも良かったのかもと思えた瞬間でもありました。

うちは主人もサッカーは好きだけど遊び程度でしかやったことがなく、子ども達が小さい頃は公園で一緒にボールを蹴って遊ぶ程度でした。「親がサッカーを知らないと、この先不憫な思いとかするのかな?」なんて思ったこともありました。でも知らなければ、自分で考えるんです。そして、自分で考えたことが成功した時の喜びってすごく大きいんだと思います。

普段からサッカーだけでなく宿題などでも、わからなかったら答えをすぐ見るのではなく、まずは考えることを伝えています。まず自分で考えて、それでも答えが出ない時は言ってと伝えてあります。次男の場合は、かなり頑固なこともあり、人に言われて動くことをすごく嫌う子なので、余計に自分で考えて行動に移せたことは良かったのかもしれません。

ちなみに、次男の足裏でボールを引く動作。今現在も進化したかたちで健在です!笑 本人曰く、足がずっと覚えていて勝手に動くみたいで、足裏でボールを触るのはけっこう得意みたいです。

もしも、私と同じようにお子様がサッカーをやっているけど、自分にサッカーの知識がなくて不安に思っている方がいるのなら、それはまったく心配しなくても大丈夫だと思います。サッカーをやるのは子どもだから。少なくとも私はこの9年間特に困ったことはなかったと思います!笑

WRITER PROFILE

yumika
yumika

高2と小6のサッカー大好き兄弟を持つサカママ。サカママ歴9年。
子ども達のサポートで心掛けている事は、自分の時間も大切にし、ストレスフリーなサカママライフを送る事。マイペースで常にポジティブ思考な子ども達とのサッカーでの出来事などを発信していきます。少しでも参考になったり、共感して貰える事があれば嬉しいです。