メインコンテンツに移動

サッカーマストアイテムの選び方(高学年編) 水筒とクーラーバッグ

ジュニアがサッカーをする上で必要とするアイテムの中には、学年が上がってから新しく買うものや買い替えるものも。今回はそんなアイテムの中でも、水分や栄養補給に欠かせないアイテムについて紹介します。練習や試合での滞在時間が長くなる高学年ジュニアに最適なものを選んであげましょう。

高学年では練習も試合も滞在時間が長めに

今回水筒やクーラーバッグを挙げた理由は、高学年になると練習や試合の回数や滞在時間が長くなるから。低学年時に購入した小さいサイズの水筒では容量が足りなくなりがちです。また、気温が上がる時期に昼食や軽食を安全に保管するミニサイズのクーラーバッグもあるとベターです。

水筒

水筒は、様々な種類のものがありますが、サッカージュニアが使うものではスポーツ用の水筒が主流になり、それらを「ジャグ」「スポーツボトル」などと呼ぶこともあります。スポーツ用の水筒も種類が豊富ですが、保冷機能の有無で2つに分かれます。

保冷機能のないものはプラスティック製のもの。その中でも「スクイーズボトル」と、「ワンタッチ開閉式の水筒」があります。スクイーズボトルは試合時にピッチの外に置いてあるタイプのものと言えばどんなものか想像しやすいはず。ですが、サッカージュニアが使うのは後者のワンタッチ開閉式のもののほうが多いのが現状です。

スクイーズボトル
スクイーズボトル

ワンタッチ開閉式のものは保冷機能を有するものに多く、こちらが所持率ナンバーワンです。大きさも数種類ありますが、2リットル前後入る大きなものが人気。とはいえ、そのぶん重くなるので、持ち運びの負担などを考え、低学年では小さなものを選ぶサカママは多いはず。高学年で大きなものに切り替えるという方法も正解なのです。

保冷機能付きの水筒に人気が集中する理由は多数あります。まずは冷たい水のほうが喉ごしがよく飲みやすい点。そして運動中の水分補給時に適した水温は常温ではなく、冷蔵庫で冷やした水程度であるということが一般常識化していることも。冷えたもののほうが身体への吸収率が良いそうです。

そういったことを考慮すると、高学年から買い替える水筒としては、保冷機能付きの大きなサイズのものがおすすめと言えるでしょう。

クーラーバッグ

長丁場の練習や試合では、昼食や補食を持参することがほとんどになるはず。とくに気温が上がる初夏~秋にかけては、そういった食品のいたみが気になりますよね。荷物を置く場所が必ずしも涼しい場所である保障はありません。

そんな理由から、クーラーバッグを1人1個所持することがあたりまえなチームも多いようです。サッカージュニアのために選ぶクーラーバッグは、アウトドア用の機能性に優れたものがおすすめ。1日分の食料を入れられればOKなので、小さめでかまいません。

ボックスタイプのものと、折りたためるバッグタイプのものがありますが、前者のボックスタイプのものが人気があるようです。昼食時などに椅子代わりとして使える利点もあります。
(例えばこんな商品があります。『Coleman(コールマン) テイク6』)

番外編:スープジャー

スープジャー

高学年になってあると便利な栄養補給アイテムとして、スープジャーもぜひ揃えたいものの1つ。こちらは特に、気温が低い時期の試合時の昼食で活躍します。子どもに寒さで冷えた体を温めてくれるスープを食べさせてあげることができるからです。「昼食はおにぎりなど片手で食べられるもののみ」と決まっているチームでも、冬のスープは許容範囲とみなされるケースも多数。サッカー時以外のお弁当にも使えるので、家に1つあると重宝することでしょう。

水分や栄養の効率的な補給は、トレーニングの1つと言っても過言ではありません。まずはそのための最適なアイテムを賢く選んでくださいね。