新チームでの初戦へ! アカデミーデビュー戦で感じたメンタルの成長とは
みなさまこんにちは。カリフォルニア在住のサカママライターKyokoです。こちらではスーパーマーケットの店頭にハロウィン用のパンプキンが並ぶ季節になりました。さて、前回のコラムでは息子のアカデミーへの移籍話をお伝えしました。今回は先月からスタートした新チームでの活動の様子を書かせていただこうと思います。
ユニフォーム等ギアの無償支給
新チームでは、ユニフォームやスパイクをはじめ、遠征時に使用する移動用キャリー等、チーム活動で使うギアは何から何まで無償で支給されました。驚いたことに、スパイクとランニングシューズは足の計測後、個々にフィットするようカスタマイズされます。衣類は練習着、ジャケット等トータル30枚ほど。ソックスは最初から踝以下がカットされた物だったようです。
息子は、前所属チームでもソックスをカットして5本指ソックスと合わせていたので、その手間が省けました。道具から入るタイプの息子は、これら大量のギア配給に大喜びしておりました。
また、トップチーム(MLS=メジャーリーグサッカー)のホームでの試合を自由に観戦できる年間パスポートも頂き、さっそくチームメイトと観戦に出かけておりました。元来試合観戦が大好きな息子ですが、このようにプロの試合を気軽に観戦できる環境は自身のより良いプレーにもつながるのでありがたいことですよね。
今シーズン初ゲームでメンバー入り
新チームでは、週末の試合のロスター発表(帯同メンバー発表)は金曜日の夜。アウェイ遠征の際も同様です。チームに30数名の選手が在籍していますが、ロスターに入れるのは18人。
息子はといえば、入団時に数カ月は試合に招集されない可能性も示唆されていたようで、ある程度覚悟はしていたようです。とはいえ前日の練習の中でコーチがプレーを褒めてくださったらしく、若干期待しつつその時を待っていました。
そして、幸いシーズン最初の試合でロスター入りし、スタメンは叶わなかったものの、後半に出番が訪れ無事デビューすることができました。試合後は「めっちゃ緊張したわー」とのこと。それでも数年前までは緊張で腹痛を起こしたりプレーが堅かったりしたことを思い返すと、緊張しないように、ではなく緊張とうまく付き合えるようになったな、と感じます。
2試合目はアウェイ戦でカナダ遠征
ありがたいことにアウェイ遠征の交通費や宿泊代はチーム持ち。そして幸運にも、初のアウェイ戦もロスター入りし、大慌てでカナダ入国のためのeTA(電子渡航認証システム)申請を行いました。
がしかし、試合出場は叶わず、バンクーバーの夜景を堪能して? 旅行のような週末になりました(笑)。eTA申請を親に丸投げ状態だったので、自分のサッカーなのに主体性に欠けていた、そういう部分が通じての結果かな、なんて思ってしまいます。
ですがまだまだ新チームでの活動が始まったばかり。年代別代表の選手なども在籍する中で簡単ではありませんが、持ち前のポジティブさと日々の努力で成長してくれれば、と願います。
今月も最後まで読んでくださりありがとうございました。また次回お目にかかれることを楽しみにしております。