現役高校生と母親が振り返る、小中学生時代にやっておいてよかったこと・やっておけばよかったこと
いつもお読みいただきありがとうございます。サカママライターのMikuです。今年は全国的に例年以上に暑い夏休みとなりましたが、いかがでしたか? 遠征に試合、そして学校の宿題など盛りだくさんだったのではないでしょうか? この酷暑を乗り越えて、一回りも二回りも成長したことと思います。
これまでの経験を振り返って思うこととして、小中学生時代にどんな過ごし方をしていたかで将来が変わることもあるのではないでしょうか? 今回は、高校2年生の息子に聞いた小中学生のときにやっておいてよかったこと、やっておけばよかったことなどをお伝えしたいと思います。
現役高校生に聞いた、やっておいてよかったこと
仲間との外遊びを全力で楽しんだ
「仲間との時間や空間を共有することで、コミュニケーション力が身についたり、外遊びで全身を使って遊ぶことで体力や運動能力も成長したように思います」
好きなことを見つける
「サッカーだけでなく好きなことを見つけることで、なりたい自分や将来の夢、目標を明確にして努力し続けるチカラをつけることができました」
親が思う小中学生時代にやっておいてよかったこと
いろいろな場所へ連れて行く
たくさんの人と出会うことで、自分を表現するチカラが身についたように思います。
まずはやってみる
挑戦する前から「できない、やれない」と言わずに、まずはチャレンジすることで、困難に思うことや人が嫌がることを率先して行う姿勢が身についています。
現役高校生が思う、やっておけばよかったと思うこと
時間の管理をできるようにする
「中学時代に、ゲームをし過ぎていたときがありました。その時間をしっかり制限して、自主練習に当てていればよかったです。中学時代にどれだけサッカーに向き合って努力できるかで、高校サッカーでの苦労も少なく済んだのではないかと思っています」
学校での授業をしっかりと理解しておくこと
「ほぼ毎日サッカーをしていると、塾に行く時間やテスト勉強をする時間が限られてしまいます。そのため学校の授業をしっかり聞くなど、日々の小さな積み重ねで定期試験や高校受験が間近になっても、焦ることなく対応することができました」
親が思う、やっておけばよかったこと
部屋の片付け
高校生から親元を離れての寮生活になったので、今思えば、もう少し日常的に身の回りの片付けや掃除をやるように声を掛けておけばよかったです。寮では洗濯や掃除などをすべて自分たちで行うため、もっと家族の中でも協力し合って家事の分担などを行っていればと反省しています。
食事の大切さとリカバリーの大切さを伝える
食べたものが体になっていくことは伝えていましたが、自分で『食べるもの、食べないほうがいいもの』を選択できるチカラを身につけさせてあげたかったです。また、練習や試合の後にしっかりとリカバリーする方法を親子で学んでおきたかったなと思います。
今の高校を選んでよかったことは?
「周りに遊ぶ場所などがないため、サッカーに集中することができます。トレーニングルームもあるので、練習後やオフの日などに使用して筋トレなどで体を鍛えられるのがいいところです」
高校サッカーで苦労していることは?
「苦労していることは特にないけれど『自分が何をしにここに来たのか』を常に自覚しないと、サッカーと向き合い続けることは難しいと思います」
以上、息子に聞いた、今だから思う、やっておいてよかったこと、やっておけばよかったことになります。
親としては、帰省した際にそれまでやらなかった食器洗いや洗濯物畳み、お風呂洗いなどを進んでやっておいてくれる姿を見ることができ、それだけでも送り出してよかったなと感じています。厳しい環境に身を置く心配や、姿が見えないことで感じる不安などもありましたが、親が居なくとも子は育つ(笑)。帰省するたびに見られる成長が、今は一番の楽しみでもあります。
最後までお読みいただきありがとうございました。今回のお話が少しでもお役に立てれば嬉しいです。