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【カタールW杯観戦記後記】改めてW杯、サッカーの価値を感じることができた4日間

ついにカタール滞在最終日。帰路につく前に行けなかったファンフェスタ会場へ行ってきました。

 

入場してみると、巨大なスクリーンがすぐに表れ、ワールドカップ協賛企業の各ブースやフードコート、オフィシャルグッズショップなどが立ち並んでいました。

 

日中はかなり日差しが強いのですが、会場がとても広いために日陰スペースが少なく、各国のサポーターが日除けが出来るスペースに固まって試合を観戦している姿が印象的でした。

 

世界中から人が集まり、普段味わえない体験ができるワールドカップは、私たちに多くの気づきを与えてくれます。私個人としても今回の旅を通して、各国のサポーターと交流するから分かる文化の違いや、初めて訪れる開催国について、そして、スポーツ祭典のオーガナイズなど、多くの経験や学びを得ることが出来ました。

それでは、最後に今回の旅での印象的な3つの出来事を振り返りたいと思います!

①大会開催のために作られたメトロ
一部、駅からバス移動をするところもありますが、基本的に全てのスタジアムにメトロのみで行けるインフラが整っていました。さらにすごいのは、日本の山手線のように2~3分おきにはメトロが動いていること。ワールドカップを開催するためにここまでできる国の設備投資に驚かされました。

 
HAYYAカードがあればメトロは全て無料で乗車できます。

ちなみにカタールはお酒がNGな国なので、車の使用率がかなり高い車社会なんだそう。今後、このメトロがどう人々に利用されていくのかも気になるところです。

②見たことのない建築物や演出
3日目の観戦記でも書きましたが、スタジアムだけではなく、周辺に立ち並ぶ商業施設やオフィスビルなども見たことのない作りのものばかりでした。特に黄金に輝くルサイルスタジアムは圧巻の一言。

 

8万人が収容できるスケール感、黄金に輝く外装、スタジアム全体の空調システム(すべての席に冷房がかかっています)、そして、スタジアム内で行われた光の演出。どれもすごく印象に残っています。

 

③日本のドイツ戦勝利
やはり一番はこれにつきます!歴史的な日本代表の勝利をピッチ近くで味わえたことや、試合後に各国サポーターから賞賛されたことは何事にも変えがたい経験でした。スポーツだから起こり得る感動、そこにある空気感。改めて、サッカーに関わることで起きる価値を多くのサッカーキッズや親御さんに伝えていきたいと思いました。

 

さて、今回の観戦記は以上で終了となりますが、いかがでしたでしょうか?
現地の空気感を少しでもみなさんにお伝えできていたら、嬉しいです。

日本代表のグループリーグ突破はスペイン代表との最終戦まで持ち越しとなりましたが、世界レベルの日本代表選手たちが必ずやってくれると信じ、今度はテレビの前から歓声を送りたいと思います。頑張れ日本!


サカママ特派員が現地からお届け!カタールW杯観戦記