メインコンテンツに移動

お弁当にもオススメ!脂質控え目なのにコクのあるハンバーグ

こんにちは。アスリートフードマイスターの外村直美です。
今月は市販のドミグラスソースを使わないのにまるでドミグラスソースをかけたような食べ応えがあり、栄養価も高いハンバーグをご紹介します。その秘密はトマト×味噌の旨味の掛け合わせ。ラタトゥイユ仕立てにすることで、お野菜のビタミン・ミネラルも同時に摂れます♪

ラタトゥイユ仕立て・脂質控えめハンバーグ

 

材料(2人分)

合い挽き肉 150g
木綿豆腐 150g
たまねぎ 中1/2個
パン粉 1/2カップ
1個
味噌 大さじ1
塩コショウ 少々
   
トマト缶 1/3缶
なす・ズッキーニ・パプリカ・キノコなど好きな野菜 合わせて100gくらい
ニンニク 1片
ひとつまみ
オリーブオイル 大さじ2

作り方

  1. 玉ねぎはみじん切りにして電子レンジで軽く火通し、豆腐は軽く水切りをしておく。
  2. ボウルに豆腐を入れ、泡だて器で潰しながらパン粉をあわせ、そこに他の材料を入れてよくこねたら半分ずつ丸めてフライパンで焼く。(焦げやすいので注意)
  3. ラタトゥイユ野菜は全て食べやすい大きさにカットし、みじん切りにしたニンニクとオリーブオイルで炒め、トマト缶を入れて少し煮詰める。
  4. ハンバーグが焼き上がったらお皿に盛り、ラタトゥイユをかける。

アスリートは脂質過多に注意しよう!

食欲の秋到来!子どもたちにはもりもり食べて、どんどん力をつけて行って欲しいものですね。でも、ただやみくもに食べるのではなく、なるべく体にとって負担になりにくい食べ方をさせてあげましょう。

食事をとるにあたって、気を付けたいことの一つはタンパク質・脂質・糖質のバランス、いわゆる「PFCバランス」と言われるもの。現代の食生活は欧米化や、外食・加工食品の使用頻度とともに脂質過多になりがちと言われています。もちろん、これらのすべてが良くないものとは言い切れませんが、スポーツをする上では注意を払う必要があるでしょう。

では、なぜ脂質過多が良くないのでしょう? 脂質はタンパク質や糖質に比べて消化に時間がかかる、つまり胃の中の滞留時間が長くなるため、いつまでたっても体が重く感じ、動きが鈍くなる可能性があるからです。脂質も大切なエネルギー源ではありますが、摂りすぎないように気をつけましょう。

とはいえ、食べ盛りの子どもたち、食べ応えのあるこっくりとした味わいが求められがちですね。そんなときは今回のメニューのようにちょっとしたコツを使ってみて下さいね。豆腐を半分混ぜることで、脂肪分が抑えられるだけではなく、動物性タンパク質と植物性タンパク質が同時に摂れ、さらに栄養価もアップします。
ハンバーグはお弁当のおかずとしても重宝し、ラタトゥイユはオムレツの添え物などにも使えるので作り置きにもオススメです。ぜひお試しください♪

 
 

WRITER PROFILE

外村直美
2017年、娘たち(陸上・サッカー)のサポートをきっかけにアスリートフードマイスターを取得。
以降、子育て経験をもとにした栄養講習・調理実習・レシピ考案・カフェメニュー提案・企業販促などに従事。
2024年より私立高校にて非常勤講師として着任。

 

Pick Up

走りが変われば、プレーが変わる!走力を伸ばすトレーニング

走力はトレーニングによって変わっていくもの。ここでは、サッカーの走りにつながるトレーニングをご紹介。回数をこなすより、一回でも“上手くできる”ことを意識して!

知っておきたい!サッカーで求められる走力とは?

サッカーにとって欠かせない「走る」という運動。実は、サッカーと一般的な走りには違いがあるって、知っていますか? サッカー選手に必要な走力について、アビスパ福岡でフィジカルコーチを務める野田直司さんにうかがいました。

【レポート】佐藤龍之介選手の母・希代子さんのパフォーマンスがアップする食事サポート

ファジアーノ岡山で活躍する佐藤龍之介選手の母・佐藤希代子さんを迎えて行ったサーモスpresentsのイベント。ここでは佐藤さんが心がけていた、食事にまつわるサポートをご紹介!

【サカママのキニナル】三笘薫選手の著書 世界NO.1選手になるための『VISION 夢を叶える逆算思考』って?

日本代表、そして世界最高峰のプレミアリーグで活躍する三笘薫選手の著書『VISION 夢を叶える逆算思考』。一見むずかしそうなタイトルながら、分かりやすく文庫化になり、実はサッカージュニアやサカママに響く120の「技術」と「理論」が綴られています。ここでは、その一部をご紹介!

【レポート】サイエンスxデジタルを使ったサッカー脳の鍛え方Vol.4

7月19日に開催した4回目となるSTEAM サカママイベント。ここでは、サッカープログラムを活用した講義やグループワーク、映像を活用したトレーニングの模様をお届けします!