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ライフキネティックトレーニング vol.4「エイトウォーク」

イングランドの強豪クラブ、リヴァプールFCのユルゲン・クロップ監督がいち早くサッカーに取り入れ、日本でも密かに注目度が増している「ライフキネティック」。
本連載では、Life Kinetik ACADEMY JAPAN代表を務める出口貴宏さんが、簡単にできるライフキネティックトレーニングを紹介してくれます。 話題のトレーニングを一足先に取り入れて、ライバルに差をつけよう!

ライフキネティックトレーニングで認知・判断能力を伸ばす!

皆さん、こんにちは。Life kinetik ACADEMY JAPANの出口(デグコーチ)です。

スポーツの中には、認知・判断がとても重要な競技が多くありますが、サッカーもその中の一つだと思います。海外をはじめ日本でも、「止める・蹴る・運ぶ」といった足下の技術と同じように、認知・判断がとても大切だと言う声は少なくありません。では、認知・判断の能力を向上させるために最適なトレーニングとは何でしょう??

ライフキネティックトレーニングは、毎回ご紹介しているように、脳トレと運動を組み合わせたトレーニングです。脳へ常に新しい刺激を与えることで脳を活性化させ、神経細胞間にシナプス(新しいつながり)を作り出し、眠っている潜在能力を引き出していきます。もちろん、トレーニング効果には、認知機能の向上も含まれます。(詳しいトレーニング効果についてはvol.1を参照

さらに、ライフキネティックトレーニングは、認知するための相手や味方が必要なく、広いサッカーコートも必要ありません。トレーナーとちょっとしたスペースがあればトレーニングを行えます。トレーニング強度も自由に変更できるので、自分のウィークポイントにフォーカスすることができ、とても効率の良いトレーニングとも考えられるのです。そして何よりもライフキネティックは楽しみながらできるトレーニングです。失敗してもOK!失敗した時こそシナプスが増大します。

尚、このトレーニングと同じ動きをすればライフキネティックになると言うことではないですが、ライフキネティックのひとつのトレーニング例として、楽しくチャレンジしてみて下さい。Let's TRY!

実践!ライフキネティックトレーニング『エイトウォーク』

今回紹介するトレーニングは「エイトウォーク」です。名前の通り、マーカーの周りを8の字に歩きながら、指定の動作を行っていきます。数字や色と動作の組み合わせを覚えて、瞬時に反応できるようになるまで練習してみましょう。もちろん、途中で失敗してもOK。止まらずに動き続けることがポイントですよ!

今回のトレーニングのポイント

  • 立ち止まって考えず、動き続けること
  • 間違えても止まらないこと
  • リラックスしながら行うこと
  • 集中して行うこと

※本連載で紹介しているトレーニングは、ライフキネティックの導入編です。こちらのトレーニングを行ってみて、本格的にライフキネティックに取り組んでみたいと思った方は、公認トレーナーの下で直接指導を受けることをお勧めいたします。

WRITER PROFILE

出口貴宏

ドイツ本部公認 ライフキネティックトレーナー
Life Kinetik ACADEMY JAPAN代表

JFA公認C級コーチ、JFA公認フットサルC級コーチ。神奈川、東京のクラブチーム、スクールで多くのジュニア年代の選手を指導。東京都では女子Jrクラブチーム立ち上げや、なでしこサッカー広場を開催し、女子サッカーの普及にも貢献。
現在は、ライフキネティックトレーナーとしてキッズ年代から早期のスポーツ選手のパフォーマンス向上に取り組んでいる他、神奈川県川崎市を中心にライフキネティックアカデミーも開校している。

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