ライフキネティックトレーニング vol.2「動きのチェンジ」
イングランドの強豪クラブ、リヴァプールFCのユルゲン・クロップ監督がいち早くサッカーに取り入れ、日本でも密かに注目度が増している「ライフキネティック」。
本連載では、Life Kinetik ACADEMY JAPAN代表を務める出口貴宏さんが、簡単にできるライフキネティックトレーニングを紹介してくれます。
話題のトレーニングを一足先に取り入れて、ライバルに差をつけよう!
ライフキネティックトレーニングは失敗も楽しみながら行おう!
皆さん、こんにちは。Life kinetik ACADEMY JAPANの出口です。
前回はライフキネティックとはどのようなトレーニングなのか、どのような効果があるのかをご説明させていただきました。そして最後に、ライフキネティックトレーニングの一部をご紹介させていただきました。
実際にトレーニングを体感してみて、どうでしたか? 簡単そうに見えたと思いますが、実際やってみると思った通りに動けないことも多かったのではないでしょうか?
でも、ライフキネティックトレーニングは失敗することが大切なのです。その失敗が脳に刺激を与えて、パフォーマンスアップに繋がります。思いもよらない動きになったりしても、それを楽しみながらトレーニングを行ってくださいね。
尚、このトレーニングと同じ動きをすればライフキネティックになると言うことではないですが、ライフキネティックのひとつのトレーニング例として、楽しくチャレンジしてみて下さい。Let's TRY!
実践!ライフキネティックトレーニング『動きのチェンジ』
今回のトレーニングのテーマは「動きのチェンジ」です。
このトレーニングは、動きの流れを止めずに違う動作へ素早く切り替えることで、脳へ刺激を与え、脳を活性化させます。それにより一連の動作が滑らかになり、全体的に動きも早くなります。
動画の中で行っている、「はい!」の合図や、上級編の数字、色などの合図出しを保護者の方が行えば、より楽しくトレーニングができるかと思います。
サッカーに限らずですが、自分の思った通りに身体を動かせる事はとても重要です。特に低学年の選手には必要なスキルだと思います。自分の身体を思い通りに動かせれば、他のスキルも身体にしみこみやすくなります。
目で見て、考え、行動する。この一連の流れには、脳の働きがとても密接な関係にあります。ライフキネティックトレーニングで脳を鍛え、パフォーマンスアップにつなげて行きましょう。
※本連載で紹介しているトレーニングは、ライフキネティックの導入編です。こちらのトレーニングを行ってみて、本格的にライフキネティックに取り組んでみたいと思った方は、公認トレーナーの下で直接指導を受けることをお勧めいたします。