ノンスイーツ!サカママ式 春野菜のシュークリームパスタ♪【レシピ】
こんにちは!八百屋さんやスーパーに行くと春の食材がたくさん並び始め、なんだかウキウキしてきますね♪
今月は春野菜をふんだんに使った元気の出るパスタをご紹介します。
今月のレシピ「春野菜のシュークリームパスタ」
今回の主役はとても柔らかくて甘い春キャベツです。
タイトルをご覧になって「えっ?シュークリーム??」と驚かれたかもしれませんが、ケーキ屋さんに並んでいる「シュークリーム」の「シュー」はフランス語で「キャベツ」を意味していて、焼き上がりの形がキャベツに似ていたところから命名されたそうです。
そんな会話を親子で楽しみながら召し上がってくださいね♪
材料(2人分)
パスタ | 200g |
卵 | 2個 |
こめ油 | 大さじ2(太白ごま油などでも◎) |
キャベツ | 3~4枚 |
そら豆 | 10~12粒(グリーンピースでもOK) |
キノコ | 1/4株(しめじやマイタケなど好みのもの) |
釜揚げしらす | 大さじ山盛り2杯 |
コンソメキューブ | 1個 |
豆乳 | 300cc(牛乳でもOK) |
粉チーズ | 適量 |
砕いたナッツ | 適量(お好みで) |
塩コショウ | 適量 |
作り方
- キャベツは洗ってから食べやすい大きさにカットし、そら豆は塩茹でして皮を剥いておく。
- キノコは食べやすくほぐし、卵は卵黄と卵白に分けておく。
- 大きめの鍋にお湯を沸かし、1%の塩を入れてパスタをゆでる。(ゆで汁は取っておく)
- フライパンにオリーブオイル(分量外)を熱し、キノコとキャベツを焦がさないように炒める。
- 柔らかくなってきたらコンソメキューブを砕き入れ、そら豆・しらす・卵白・豆乳を加え、塩コショウで味を調える。好みの濃度になるようにゆで汁で調整し、火を止める。
- 茹で上がったパスタを入れて手早く絡め、お皿に盛り、卵黄・粉チーズ・(あれば)ナッツをトッピングして完成。
※豆乳はボソボソになりやすいので加熱しすぎないようにしましょう。
※卵白はもったいないので(笑)ソースに入れています。
※ナッツは食感を楽しみながらミネラル補給もできるのでトッピングをおすすめします。
キャベツの栄養、逃さずに!
キャベツに含まれる栄養素の筆頭はビタミンC! 抗ストレス作用や抗酸化作用が期待され、緊張したり疲れると消耗するといわれているので積極的に摂りましょう。
カルシウムは骨や歯を作り、神経や筋肉の機能を調節します。釜揚げしらすやキノコのビタミンDと同時に摂ることでカルシウムの吸収力がグッとアップします。 止血作用や骨の形成に関わる働きが期待できるビタミンKや葉酸も含まれています。こちらもジュニアアスリートにはぜひ摂っていただきたい栄養成分です。
ついついジャンクフードに手が伸びてしまう方には、摂りすぎたナトリウム(塩分)を調節してくれるカリウムが含まれているのもうれしいところですね。
ここで気を付けておきたいのは、せっかくの栄養素を逃さず摂る方法です。
ビタミンCやカリウムなどの栄養素は水溶性といって水に溶け出てしまう性質があるので、長い時間水にさらすのは避けましょう。切ってから洗うのではなく、洗ってから切ることを心掛けてくださいね。サッと蒸し焼きにしたり、スープにして汁ごといただくと良いでしょう。
また、ビタミン様成分のビタミンUは別名キャベジン。どこかで聞き覚えはないでしょうか? そうです! 胃腸薬の商品名にもなっているように、胃腸の粘膜や胃壁を保護するといわれています。揚げ物に添えることの多いキャベツですが、これはとても理に適った盛り付けということですね。
キャベツの種類によって栄養に違いはあるの?
キャベツには40種類以上の品種がありますが、手に入りやすいものは、一般的なキャベツ、春キャベツ、紫キャベツ、芽キャベツなどですね。
それぞれに含まれている栄養素の種類はだいたい同じですが、注目すべき点はその含有量!
ざっくり表すと、生の状態で【一般的なキャベツ<春キャベツ<紫キャベツ<芽キャベツ】の順に栄養素含有量は多くなりますが、いずれにしても栄養素を逃さない食べ方をしましょうね。
他にはない成分を持つ品種は「紫キャベツ」です。紫色の由来は抗酸化作用が期待されるアントシアニンというポリフェノールの色。ブルーベリーと同様に眼精疲労でお悩みの方に嬉しい効果が期待されることで有名ですね。甘酢に漬けると酸と化学反応を起こし、鮮やかなピンク色になります。SNS映えにもおすすめです(笑)。
いかかでしょうか。キャベツは比較的価格も安定していていつでもどこでも手に入りやすい身近な野菜です。主役にも脇役にもなり、栄養もしっかり摂れます。いろいろな楽しみ方をして楽しく食卓を囲んでくださいね♪