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サカママの日常使いに!スポーツキッズのケガ予防に!今すぐできる「テーピング」の使い方

「テーピングを使ってみたい」「子どものケガ予防に活用してみたい」というサカママからの声がたくさん届いています。そこで、テーピングの選び方や日常での巻き方、さらにケガをした時の処置の方法を専門家に伝授してもらいました!

テーピング初心者でも簡単に巻ける!「バトルウィン™ Wグリップ™」

 
サカママ座談会を実施し、中村さんにテーピングの解説や巻き方の実演をしてもらいました。
(左奥から)瀨戸美佳さん、仲本佐知子さん、足立逸美さん、鈴木綾子さん。

テーピングにはたくさん種類があるので、どれを選べばいいか迷いがち。「テーピング初心者でも使いやすいのは『バトルウィン™ Wグリップ™』です。薄さ・軽さ・丈夫さが特長で、通気性も抜群です。巻き直しも簡単にできるので、サカママのみ なさんも簡単にできると思います」とニチバン株式会社の中村貴俊さん。

テーピングを巻く時のポイントは3つあるとのこと。「1つ目は、テープにシワができていないか。シワができたテープに上から重ねて巻いていくと、よりシワができてしまい、テープ本来の効果が低下します。2つ目は、正しいテーピング肢位が保たれているか。テーピングをする際は、正しい姿勢や巻く部位の角度を保つことが重要。適切でない姿勢や角度で巻くと効果が低下したり、テーピングによってケガを引き起こしかねないのです。3つ目は、その部位のポイントを通すこと。部位に応じた適切なポイントを通すことで効果を発揮します」。テーピングは、サッカー中のケガ予防はもちろん、脚のむくみや足先の冷え予防など日常生活にも使えるそう。「巻き方の動画なども参考にして、ぜひ活用してみてください」。

Point1
伸縮性と固定力がある「バトルウィン™ Wグリップ™」を選ぼう

 
バトルウィン™ Wグリップ™ は、テープ幅50㎜と75㎜の2サイズ。
カラーはブルー・イエロー・ベージュが揃うので好みのタイプを!

テーピングには大きく分けると伸びない(非伸縮)タイプと伸びる(伸縮)タイプの2種類あります。その両方を兼ね備え、固定力と伸縮力を併せ持ったテーピングが「バトルウィン™ Wグリップ™」です。特長は「薄い」・「軽い」・「丈夫さ」!薄いので違和感がなくフィット感に優れ、軽いので疲れにくく、丈夫なので安心感があります。また、粘着剤を使用していないので皮ふにつかず、肌への刺激が少ないのも特長です。

 

Point2
脚のむくみや足先の冷え予防になる!「足の甲」の巻き方

「バトルウィン™ Wグリップ™」を足の甲に巻けば、脚のむくみや足先の冷え予防にもなります。自分で巻く時はイスなどに足をかけて巻いたり、かかとを地面につけて、つま先を上げた体勢で巻くと簡単。足が小さい方はテープ幅50mmタイプでもOKです。

❶指の付け根から5~7cmの部分に、親指側から小指側にむかって3~4周ややきつめに巻きつける。(母指球にかからないように巻く)

❷巻き終わったら歩いてみて、 足の関節や腱、足先や指に痛みがないかを確認する。

脚のむくみ・足先の冷えの詳しい説明はこちら

 

Point3
脚の疲れ予防に!「ふくらはぎ」の巻き方

脚の疲れや痛みを予防したい時はふくらはぎに巻くのがオススメです。立った状態から少し足を前に出して体重をかけ、ふくらはぎの筋肉に力を入れた状態で巻き始めるのがポイント。

❶足首の高さから巻き始め、内側から外側に巻き上げる。

❷1/2ずつ重なるように、下から上に巻き上げる。

❸すねの骨全体を覆うところまで巻いたら、 脚の内側で終わるようにカットし、巻き終わりをしっかり圧着させる。

ふくらはぎの巻き方を動画でCHECK

 

Point4
スポーツキッズの捻挫を予防したい時に!「足首」の巻き方

足首のケガで最も多いのが内反捻挫です。内反とは足の裏が内側に向いた状態のこと。捻挫は繰り返しなってしまうケースもあるので、不安な時はテーピングを巻いて予防を。小学生の間は親御さんが巻いてあげるといいでしょう。

❶足首を90度にして、足の甲から巻いていく。

❷1/3~1/2ぐらいずつ重ねテンション(圧力)をかけるようにテープをやや引っ張りながら、かかと全体も覆うように巻き上げる。

❸内くるぶしの上、握りこぶし1個程度まで巻き上げたらOK。

足首の巻き方を動画でCHECK

 

Point5
ケガをした時の応急処置「RICE処置」を知っておこう

捻挫や打撲、肉離れなどのケガをしてしまった時に行ってほしいのがRICE(ライス)処置です。RICE処置とは、Rest[安静]、Ice[冷却]、Compression[圧迫]、Elevation[挙上]の頭文字をとったもので、応急処置の基本。処置が早ければ早いほどケガの回復は早くなるので、RICE 処置の流れを覚えておこう。

RICE処置の方法

❶Rest 患部を動かさず安静に
ケガをしたら患部を動かさず、体重がかからないように、安静な状態で休ませる。

❷Ice 患部を氷で冷やして痛みをやわらげる
最も一般的なのは、ビニール袋に氷を入れて患部に当てる方法。しばらく氷を当てていると、ピリピリとした痛みが出てきたあと、15~20分程で無感覚になるので、一度患部から氷をはずし、再び痛みが出てきたら氷を当てる。これを24~48時間ほど続ける。

❸Compression テーピングなどで患部を圧迫し、腫れや出血を防ぐ
患部にパッドなどをあててテーピングや弾性包帯などで巻いていく。時々、指先などをつまんで、感覚や皮ふ・爪の色をチェックすること。

❹Elevation 患部を心臓より高い位置に保ち、内出血を防ぐ
できるだけ患部を心臓より高い位置に持ち上げることで、内出血を防ぎ、痛みの緩和に。イスや台、クッション、枕など手頃な高さのものを探し、患部をのせておく。

 

バトルウィン™ Wグリップ™ のギモン

Q.繰り返し使用できますか?

A. バトルウィン™ Wグリップ™ は、使い捨てタイプなので、一度使うと使用できません。洗濯もNGです。

Q.1日中巻いていてもいいですか?

A. 1日中巻いた状態でいるのは推奨していません。ただし、足の甲は巻いた状態で寝てもOK。脚のむくみや足先の冷えを予防したい時にぜひ!

Q.脚のむくみ解消にもなる着圧ソックス。足の甲にテーピングを巻く方法との違いは?

A. 着圧ソックスは圧迫力が決まっているので、脚に合わない場合もありますよね。バトルウィン™ Wグリップ™ は、自分好みの圧迫力で巻いていけるので、より使いやすいと思います。

スポーツシーン&サカママにオススメの「バトルウィン™ Wグリップ™」

 

バトルウィン™ Wグリップ™
●希望小売価格 75mm幅 1,400円(税抜)/50mm幅 950円(税抜)
●カラー ブルー、イエロー、ベージュ
●お問い合わせ先 ニチバンお客様相談室(0120-377218)
受付時間 9:00~12:00 13:00~17:00(土日祝日・年末年始・夏季休業期間を除く)

※店舗によっては取り扱いのない色もございます。


写真/渡部幸和
イラスト/熊野友紀子