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【サカママのキニナル】Jリーグクラブが行っている「シャレン!」って?

全国のJリーグクラブが、地域の人や自治体、企業などと連携して取り組んでいる活動「シャレン!」。誰でも気軽に参加できるって知っていますか? そこで今回は「シャレン!」について、Jリーグの鈴木順さんにお話をうかがってきました!

「シャレン!」の活動を通して、地域という学びの場があることを知ってほしい

 

Jリーグのクラブでは年間25,000回を超えるホームタウン活動を行っています。その中でも、Jリーグクラブと、地域の人や自治体、企業などが連携して、社会課題解決や共通のテーマ(教育、まちづくり、健康、世代間交流など)に取り組む活動が「シャレン!」です。「シャレン!」では、スタジアムでの就労体験や手話での応援、読書会、さらに防災や復興支援の活動、農業プロジェクトなど、実にさまざまな活動を行っています。そして、この活動には性別や年齢、国籍、障がいの有無など関係なく、誰でも参加することができるんです。子どもたちにとって、社会にはいろいろな方がいることを知るきっかけとなり、多様な価値観を持つ人たちと一緒に活動することで、子どもたちはもちろん、親御さんにも多くの気付きがあるはずです。

また、子どもたちには、家庭と学校の他に、地域という学びの場があることを知ってもらえたらと思います。子どもの頃からこのような活動に参加すれば、自分が住んでいる街に興味を抱き、それが地域や社会問題への関心にもつながるのではないでしょうか。

「シャレン!」は、いろいろな人とコミュニケーションが取れる場でもあります。ボランティアとして捉えるのではなく、当事者として楽しんでいただき、ぜひ仲間をつくっていただければと思います。

 
セレッソ大阪、大阪市、大阪市立図書館と連携して行っている「読書推進プロジェクト」(下記参照)。大阪市の子どもが、全国平均より読書率が低いことから始めるように。

★「シャレン!」の活動情報は、「シャレン!」WEB サイト、各クラブのホームページでチェック!

これまでの「シャレン!」活動をcheck!

「シャレン!」では、さまざまな活動を実施!親子で体験してみよう!

大宮アルディージャ 
手話応援デー

 

障がいのある人もない人も一緒になって応援する手話応援デー。スタンドで手話で応援するだけでなく、手話体験や聴導犬のブースなども用意。

 

ガイナーレ鳥取 
『つながる食堂』(オンライン食事会)

 

選手とこども食堂を利用する子どもたちがオンラインでつながり、一緒に食事をとるプログラムを開催。鳥取県産の食材を使った同じメニューを食べながら、選手と交流が図れるのもポイント。

鹿児島ユナイテッドFC 
スタジアムde宿題

 

ホームゲーム会場に、小学生が宿題をするためのブースを設置。大学生ボランティアなどが、訪れた小学生約50人の夏休みの宿題をサポート。

セレッソ大阪 
読書推進プロジェクト

 

読書推進プロジェクトのイベントとして、スタジアムでの読書会を開催。配布された読書手帳には、選手のおすすめ本が掲載され、50冊読んだ特典としてホームゲーム招待券のプレゼントも。