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監督たちが教えます!新学期からの心得2

学年が上がるにつれて、キッズたちはどう変化するのか、また何が求められるのかを、昨年の全日本少年サッカー大会 決勝大会(以下、全少)に出場したチームの監督たちにお聞きしました。
監督たちが指導する際に気をつけていることは、サカママとしても大いに役立つはずです。

「監督たちが教えます!新学期からの心得1」はこちら

高学年になるにつれて必要な理解力。子どもとの会話の中で親が“考えさせる”働きかけを

 

大槻邦雄監督(三菱養和サッカークラブ巣鴨ジュニア)

おおつきくにお● 1979年4月29日、東京都出身。三菱養和SCジュニアユース~ユースを経て、国士館大学サッカー部へ。卒業後、JFL横河武蔵野FCでプレー、並行して同大学大学院スポーツシステム研究科を修了。現在、監督を務めながら様々なカテゴリーを指導。

幼児のサッカースクールから高校生の選抜クラスまで指導を行う大槻監督。

「1・2年生はボールを蹴ることが、3年生になると仲間とのサッカーが楽しくなります。低学年の頃から意識しているのは、ポジティブに働きかけること。けれど、あからさまにシュートを外したときには、何も言葉はかけません。たとえ低学年でもミスをした本人が一番わかっていると思うからです」

4年生になると、よりサッカーに熱が入り目標ができるものの、他の子と比較するようになるとか。

「他の子と比べて、できると感じる子はよりサッカーが楽しくなるけれど、できないプレーがある子は尻込みするようになってしまう。そんな子には、まずは“できることを褒める”ようにしています」

5・6年生になると今まで上手くいっていたプレーが通じなくなり、壁にぶちあたることも。

「得意なプレーを磨いていくことも大事ですが、コーチに言われた意味を理解し、素直に受け入れたり、自分で違う手段を考えることも必要。つまり、自立することが求められます」

そのためにサカママが気をつけるべきことは、子どもたちとの会話だと大槻監督。

「例えば、子どもが『今日は疲れた』と言ったなら『何が疲れたの?』と問いかけ、その答えに対して『それで、どうだった?』と続ければ、その理由を答えるでしょう。親が会話の中で、すべての答えを提示するのではなく、子どもが自分で答えを導きだせるように働きかければ、考える習慣が身に付いていくと思います」

 

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個人を尊重することを大切に。
丸田幸司監督(平章サッカースポーツ少年団)

プレーそのものより頑張っていたことを褒めてあげ、失敗を気にしていたら励まし、次、思いきってプレーできるようにモチベーションを高めるような言葉かけを。
永浜和紀監督(兵庫フットボールクラブ)

子ども達が自ら準備をしたり、先の行動を考えて出来るように促すことが大切。手を出しすぎず、失敗も経験させること。
葉賀誠監督(野洲JFC)

子どものベストサポーターになってほしい。
西本達郎監督(符津スポーツ少年団サッカー部)

子どもが目標を立てたら、親はそのプロセスを見守り、忘れないように定期的に伝え、常に明確にしてあげること。
矢野克志監督(FC今治U-12)

子どもと同じ目線・方向を見据えて、我慢強く成長を見守っていくことが大事。
永山邦夫監督(横浜F・マリノスプライマリー)

子どもがサッカーを楽しむことを大切に!
長谷川佳弘監督(京都紫光サッカークラブ)

練習や試合は指導者に任せて、親は子ども達が明るく楽しくサッカーができる環境作りを。
橋野満之監督(盛岡太田東サッカー少年団)