卒団を迎えて振り返る!お子さんが成長したこと、サカママでよかったことは?
今年は新型コロナウイルスの影響で、卒団式ができなかったり、最後の試合がなくなってしまったり…。少しモヤモヤした気持ちの方も多いかと思います。
でも、「卒団」という事実に変わりはありません。このタイミングで頑張ってきた日々を振り返ってみるのはいかがでしょうか?
今回は、一区切りを迎えたサカママのみなさんに、ジュニアサッカー生活を振り返ってみて思うことを聞いてみました。
「毎日のサポート大変だ…」と思うこともあるかもしれませんが、次はあなたの番!数年後には成長した我が子、そして自分自身の変化も感じられるかも…?
卒団を迎えて振り返る!
お子さんがサッカーを通して成長したこと

お子さんが卒団し一つの節目を迎えたサカママのみなさんに「お子さんがサッカーを通して成長したこと」を聞いてみたところ、多かった意見が「仲間を大切に思う心」。
チームスポーツのサッカーらしい回答ですよね。ここでは、神奈川県の門倉さんからいただいた声をご紹介します!
仲間を想って涙を流す姿に感動!
自分に自信があまりないのか、声もあまり出せないタイプだった息子…。
そんな息子もサッカーを通して、「仲間を大切にすること」「諦めない強い心」を学ぶことがきたと思います。
その成長を特に感じた場面が、6年生最後の大会の決勝。
前半は1-0で勝っていたのですが、後半に息子のファールで相手にフリーキックを与えてしまい、それを決められ同点に…。
そこから点は動かず、PK戦の末チームは敗戦。最後の大会は準優勝に終わってしまいました。
低学年の頃は負けても少し時間が経つとヘラヘラしていた息子ですが…。この日は試合が終わった後も帰ってからもずっと泣いていました。
それは、負けて悔しいという気持ちよりも、仲間に申し訳ないという気持ちが強かったようです。そんな仲間を想って涙を流す息子の姿に成長を感じました。
そして、泣いている間もずっとそばで寄り添ってくれるチームメイトを見て、素敵な仲間に恵まれたんだなあと改めて実感…!
こんな素敵な場面を経験させてくれた仲間たちに、私自身も感謝の気持ちでいっぱいです。
仲間を想って涙を流す息子さんに成長を感じたという門倉さん。諦めずに最後まで頑張っていたからこそ、余計に涙が止まらなかったのかもしれません。
子どもたち同士の素敵な関係性を見ることができるのも、サカママにとって嬉しいひと時ですよね。
卒団を迎えて振り返る!
サカママでよかったこと

成長するのはお子さんだけではありません!サカママのみなさんも、お子さんのサポートを通じて、新しい体験や学びがたくさんあったのではないでしょうか?
ここでは、埼玉県の森田さんからいただいた声をご紹介します!
息子を通して新しい世界を見られた
サッカー初心者の息子がチームに入ったのは3年生。チームに入ったころはできないことばかりでした。
でも、初めてなのだからそれが当たり前。できないなりに努力をすることで、成長し結果が出るようになりました。
そんな息子の姿を見て、私も考え方がガラッと変わりました。
息子がサッカーを始める前は、私の育児は結果が全て…。
息子の出来ないことばかりに注目してしまい、出来ることは当たり前だから褒めたりしない…。
でも、息子の努力する姿にしっかり向き合えるようになって、「結果」よりも「過程」が人を大きくすることを知りました。
また、そんな息子のおかげで、一つの目標を目指し仲間と助け合うことの大切さや、助けてもらえる仲間がいることのありがたみ、目標に向かって努力する姿勢を学ばせてもらえました。
私にとって、サカママとして息子を見守ったこの3年は、まさに新しい世界が見られた、自分にとっても学びの多い時間になりました。
できないなりに努力し、成長していくお子さんの姿を見て、自分の考えが変わったという森田さん。
子どもを通して新しい世界を知れるのは嬉しい発見ですよね。
ちなみに、「保護者同士も仲が良くて応援に行くのが楽しかった♪」との声も。
嬉しい時間や悲しい時間を共有したのは子どもたちだけではなく、保護者やコーチの方も一緒。卒団後も関係を続けていってほしい!
頑張ってきたからこそ感動!卒団式で涙したことは?
さて、ここでサカママのみなさんに聞いた「卒団式で思わず涙したこと」を紹介。お子さんもママも頑張ってきたからこそ、より一層感動する場面…。想像するだけで目頭が熱くなる!?
- 入場だけでウルッときました!
- 息子が感謝の気持ちを伝えてくれたこと。
- チームを引っ張て来てくれた団長が真っ先に泣いたこと。
- サッカーをはじめたころからのDVDを見たとき。
- コロナの影響で卒業式に歌えなかった「旅立ちの日に」をみんなで歌ったとき。
- 「暑い中、寒い中、送迎ありがとうございました!」と頭を下げて感謝の言葉をもらえたこと。
お別れを経て、また新しい日々がはじまります

なかなか先が見えない日々が続いています。卒団式ができたチーム、できなかったチーム、それぞれ思うところはあるかもしれませんが、もう新生活のスタートは目の前です。
年度が変わったこのタイミングで、今までのこと、この1年のことを振り返ってみてください。きっと新しい発見があるはずですよ。