ママサッカーのピッチに立って見えた、子どもたちの世界——外したPKがくれた、最高の”共感力”
サカママの皆様お元気ですか?
ママサッカーにハマって、練習に明け暮れている、みさっきーです。
ここ最近は受験シーズンで、さすがに一緒に練習してくれる暇がない息子ですが、『受験が終わればいいよ!』と、中3にもなっているのに、一緒にボールを蹴ってくれようとしてくれます。
とっても嬉しいことですね。
今回は、先日行われたママサッカーの試合でのエピソードです。
まさか自分がPKを蹴ることになるなんて。。
ママサッカーの試合。PKを外してしまい——
先日行われたマザーズカップの試合での出来事です。PK戦までもつれたこの試合、キッカーを決める際、「自分が蹴ります」と立候補しました。
自分から言ったものの、、心臓が喉から飛び出しそうでした。ボールの前に立つと、いつもは広く見えるゴールがなぜか小さく感じて。「角を狙わなきゃ」そう思えば思うほど、足が震えて——。
結果は、外してしまいました。
チームのみんなに申し訳ない気持ちと、「もっと落ち着いてやればよかった」「角を狙いすぎた」という後悔が、一気に押し寄せました。でも、不思議なことに、その瞬間頭に浮かんだのは、今まで観客席から見てきた、子どもたちの姿だったのです。
PKを決めて、チームメイトと抱き合って喜ぶ姿。外してしまって、その場に泣き崩れる姿。あのときの彼らの気持ちが、今、痛いほどわかりました。プレッシャーの重さ、期待に応えたい思い、そして外してしまった時の悔しさと申し訳なさ——。すべてが、自分の体験として染み込んできたのです。

ママサッカーが教えてくれること
ママサッカーを始めてから、「やってみないとわからない」ということの多さに気づきました。
「なんでそこでパス出さないの?」と思っていたプレーも、実際にやってみると、視野が狭くなって味方が見えていなかったり、「シュート打てばいいのに」と思っていた場面も、相手が思った以上に速く寄せてきて、一瞬の判断ができなかったり。
子どもたちが試合後に「頑張ったんだけどな…」と肩を落とすとき、以前は「大丈夫だよ」と声をかけるだけでした。でも今は、「あそこでボール奪われちゃったの、焦ったよね。お母さんもこの前全く同じことやっちゃったよ」と、本当の意味で気持ちを共有できるようになりました。
サッカーという共通言語ができたことで、親子の会話がぐっと深くなったんです。
サッカー用語が、日常に活きてくる
そして今、ちょうど受験シーズン。入試に向き合う我が子に、私はママサッカーで学んだ言葉を自然とかけるようになりました。
模試の結果が良くなくて落ち込んでいるときは、「切り替え、切り替え!」。サッカーでミスした後、すぐに次のプレーに集中する「切り替え」の大切さを、息子も体で知っています。だからこの言葉が、すっと心に入っていくみたい。
また、難しい問題に挑戦するときは「チャレンジ&カバーだよ」と声をかけます。サッカーでは、仲間が攻撃的なプレー(チャレンジ)をするとき、万が一に備えて別の仲間がカバーする。受験も同じで、難関校にチャレンジするなら、安全校でしっかりカバーする。リスクを取りながらも、準備を怠らないという考え方です。
「お母さんもPK外したけど、次の試合でまたシュート打つよ。失敗を怖がってたら、何もできないもんね」
そう言うと、息子は少し照れくさそうに笑ってましたし、なんだか同じ気持ちになれたのか? ちょっと嬉しそうでした、、

共感が、コミュニケーションを楽しくする
ママサッカーを始めて、一番の収穫は、子どもと「本当の意味で」同じ目線に立てるようになったことかもしれません。
勝つ喜び、負ける悔しさ、プレッシャーに押しつぶされそうな瞬間、チームメイトへの信頼——。これらを自分自身が体験したからこそ、子どもの話に深く共感できるし、アドバイスにも説得力が生まれたのかなと思います。
あの日外したPKは、確かに悔しかった。でも、あの経験があったからこそ、今、子どもとこんなに豊かな会話ができているのだと思います。
ママサッカーは、単なる運動やストレス解消だけじゃない。子どもの世界を理解し、成長を支える、素敵なコミュニケーションツールなのです。
さあ、次の試合も頑張ろう。そして、子どもたちの挑戦も、心から応援しよう——。
そんなふうに思えた体験でした。