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選手の用具

今月から毎月よろしくお願いします。

さて早速ですが、試合の時、お子さんは何を身につけていますか?
ユニフォーム、短パン、ソックス、すね当て、スパイクですよね。
まさか!?ネックレスとか、ミサンガとか身につけていませんか?

実は、サッカーのルールで、選手が身につけるものは決められているのです。
サッカーは子供を紳士・淑女にするスポーツです、うまい選手はきちんとした身なり・着こなしに加えて、相手、自分への安全も心がけているものです。

まず、足でボールを扱うスポーツなので、靴の選び方を考えてみましょう。運動靴でもよいのですが、他の選手からスパイクで踏まれたときに思わぬケガをすることがあるので、スパイクの方がよいと思います。
スポーツショップを経営している審判員に尋ねると、「メーカーによって形が違うので履いて靴紐を締めて、靴の中で足の指が伸びているか、自由に動くか、締め付けられていないかなどを確かめてほしい。成長期だからと言って大きめにせず、+0.5cmぐらいを目安にしたい。」と。
靴擦れやマメを防ぐとともに、プレー中に脱げて転んでケガをしたり、蹴ったら靴がボールの代わりにゴールインなんて、そんなことにならないようにしましょう。(意外と思い出に残ったりしますが、、、、、)

また、スパイクを使ったらすぐに土や芝生などを取り除き、陰干するように伝えてください。ていねいに靴墨みなどで磨き、いつでも良いプレーができるように心の準備をすることも大切だと思います。
ゲーム前に審判員から靴が安全かどうかチェックを受けますが、スタッドがすり減ってとがっていないかも実は審判員は確認しているのです。。
良い選手はいつも自分で靴を手入れしながらプレーのイメージを膨らませています。

WRITER PROFILE

小幡 真一郎
小幡 真一郎

1952年7月21日生まれ、京都府出身。元国際主審。
サッカーの競技規則の側面から、サッカーの持つ魅力、またはサッカーそのもののを伝えたいと思います。著書に7月21日発売『おぼえよう サッカーのルール』(ベースボールマガジン社)、『すぐに試合で役に立つ! サッカーのルール・審判の基本』(実業之日本社)、『失敗から学ぶサッカー審判の教科書 しくじり審判』(カンゼン)がある。

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