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JICAボランティア(青年海外協力隊)のサッカー隊員が感じた南米ボリビア ユース事情~第1回~

サカママ読者のみなさま、こんにちは!
今回より、月イチで南米ボリビアのサッカー事情についてお伝えしていきたいと思います。

第一回ということで、私の略歴、簡単な自己紹介から始めさせていただきます。

私は千葉県サッカー協会・柏市サッカー協会所属の柏マイティーFC(㈲マイティー・スポーツクラブ) より、JICAボランティア:青年海外協力隊(当時の呼び方)のサッカー隊員として南米ボリビア(正式名称 ボリビア多民族国)に2017年1月より2年間、現職参加(当時あったJICA現職参加制度を利用し有給休職という形で)派遣されていました。

2002年4月、柏マイティーFCに入社した当時、現在日本代表として右サイドバックで活躍する酒井宏樹選手(柏マイティーFC~柏レイソルU-15~柏レイソルU-18~柏レイソル~ハノーファー~マルセイユ)が6年生として在籍していました。当時はFWとしてチームの点取り屋だった彼を中心とした2002年度柏市トレセン6年Aも担当していました。

そもそもなぜ、私が南米でのサッカー隊員に応募したのかですが、
高校の先輩(ジンバブエ・初代野球隊員)や大学時代の先輩たち(ジンバブエ・体育隊員、ソロモン諸島・サッカー隊員)の方々が青年海外協力隊として参加し帰国し、さまざまなお話を聞いたことがきっかけでした。

小さい頃から世界に興味があり、ずっとやっていたサッカーや好きな体育・運動・スポーツを通して、さまざまな国の人々と知り合ったり、異文化に触れ、いつかは国際協力・国際貢献ができそうなJICAボランティアを経験したいとずっと思っていました。

柏マイティーFCで働き始めて15年、新しい刺激・体験・経験を当クラブや、地域の人々に還元したいとも思い始め、(会社からも理解を頂き、現職参加制度を利用し)2015年の秋募集(応募年齢制限ギリギリの39歳の秋)に応募し、最後の最後、本当に最後のチャンスで運良く合格をいただきました。

主な業務内容は、
NGO南ボリビアスポーツセンターにて、青少年に対するスポーツ指導、特に現地のコーチ方と協働して選手達(5~18才の男子・女子)への サッカー・フットサルのトレーニングの実施。中長期的なサッカーのトレーニングプランの改善、指導者としてリーグ戦へ参加。
NGOのクラブ運営面の補助・アドバイスetc……。

日本から30時間以上かけて、ボリビアに赴いた後、
私が経験した数々の出来事をユースの話題を中心に次回から紹介していきたいと思います。