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「JFA 第42回全日本U-12サッカー選手権大会」 編集部が選ぶベストメンバーは?(前編)

12月26日から29日に行われた「JFA 第42回全日本U-12サッカー選手権大会」では、川崎フロンターレU-12(神奈川)が見事初優勝。
サカママでは、本大会を取材し、ベストメンバーを選んでみました!
また、大会の中で行われた「マクドナルドU-12 スペシャルイベント with 北澤豪」の模様もお届けします!

サカママが選ぶ、ベストメンバー発表!


個々のパフォーマンスに注目し、編集部が選び抜いた本大会のベストメンバー15人。各選手に、本大会で感じたこと、自身のストロングポイント、さらに監督や保護者の方への思いを聞いてきました。

小島煌貴選手(FW・6年生)

ファナティコス/群馬県代表


何度もVTRを見て相手DFを研究した
「自分の持ち味はスピードを活かしたドリブルからの突破なので、前を向いてボールをもらえるようにして、最後はシュートまで行けるように努力しています。(オフ・ザ・ボールで)大きく動くよりは、好機に瞬間的に動くように心掛けていて、ポストで足元で受ける動きも得意にしています。1次ラウンド・YF NARATESORO戦(2-1で勝利)では試合前に何度もVTRを見て研究してきました。家族のおかげでファナティコスに入れてもらって、そしてこの舞台に来られたことに感謝したいです。(将来の夢は)プロサッカー選手になりたいです」

青木一道選手(FW・6年生)

ヴァンフォーレ甲府U-12/山梨県代表


両足でもシュートできるよう練習している
「右利きですが、両足で蹴られるように練習しています(1次ラウンド・サンフレッチェ広島戦にて左足のシュートでゴールを決めた)。得意なプレーはスピードからの突破、ポストプレーと相手DFを引き付けてからのラストパスです。両親からは日々の食事や送迎でサポートしてもらっています。この舞台に来られているのも、サッカーができているのも親のおかげなので、感謝の気持ちを持って全力で戦いたいです。(将来の夢は)チャンピオンズリーグで優勝することです! 」

山﨑遥稀選手(FW・6年生)

サガン鳥栖U-12/佐賀県代表


どんなに苦しい状況でもゴールを狙う
「佐賀県の予選では球際でも確実に勝てていたことが、全国の舞台だと通用しない部分があることを実感しました。どんなに苦しい状況でも監督からは諦めずにゴールを狙うように指導いただいています。毎日の練習で泥だらけになるのですが、その度に洗濯をして綺麗なユニフォームを用意してくれる母親に感謝したいです」

金野 仁選手(FW・6年生)

江南南サッカー少年団/埼玉県代表


この舞台に立てるのは両親のおかげ
「ワントップでプレーしていて、ドリブルが得意です。(1次ラウンド・鳥取KFC戦では)自分のドリブルから得点につながったので良かったです。この舞台に立てているのも、日々両親がサポートをしてくれているからだと思っています。幼稚園の頃から見ていただいている監督・コーチも含め、普段からお世話になっている方にプレーで感謝を伝えたいと思います。憧れの選手は日本代表の原口元気選手、そして中島翔哉選手です。(将来の夢は)プロサッカー選手になりたいです!」

新堀 翔選手(FW・5年生)

川崎フロンターレU-12/神奈川県代表


6年生相手でも憶することなくプレーしたい
「ドリブルがすごく好きで、相手の逆をつく動きがストロングポイントだと思っています。パリ・サンジェルマンのネイマール選手を参考にしていて、毎日サッカーボールを触るようにしています。1次ラウンド・アンテロープ塩尻戦(7-0で勝利)では、1得点1アシストと活躍することができました。6年生が相手でも憶することなく挑みたいと思います。食事や洗濯を毎日サポートしてくれている親には毎日感謝しています。(将来の夢は)海外で活躍し、バルセロナでプレーできるような選手になりたいです」

大内完介選手(FW・6年生)

鹿島アントラーズつくばジュニア/茨城県代表


流れを変えるプレーヤーでありたい
「1次ラウンド・明治北SSC戦では後半から入って、僕で流れを変えたいと思っていたので、得点を決められて良かったです。ドリブルを得意にしているので、自分から仕掛けて好機を作ることが役割だと思っています。1時間かけて練習に行くのですが、毎日送り迎えをしてくれている両親に感謝しています。(将来の夢は)メッシ選手のように世界一のプレーヤーになりたいです」

上西遥喜選手(MF・6年生)

江南南サッカー少年団/埼玉県代表


常にFWの動きを意識している
「足元で受けるのが好きで、キラーパスを通せるように、常にFWの動きを意識しています。江南南では低学年でドリブルを練習し、高学年になるとパスワーク、ポゼッションのレベルを上げる練習をチームでしています。両親は忙しい中、毎日僕の送り迎え等のサポートをしてくれていているので、感謝の気持ちを忘れることなく、今後もプレーしていきたいです。監督には幼稚園の頃から指導いただいているので、プレーで恩返しがしたいと思っています。(将来の夢は)日本代表になり、レアル・マドリードでプレーすることです!」

木實快斗選手(MF・6年生)

ソレッソ熊本U-12/熊本県代表


泥臭くても点を取って勝ち切る
「ドリブルが得意なプレーです。パスで相手を崩してゴールを奪うことが理想ですが、例え泥臭くても点を取って勝ち切ることが、このチームの魅力だと思っています。自分の役割はパスやドリブルでチャンスを作ることですが、常にゴールも狙っています。いつも送り迎えをしてくれる両親には感謝しています」

編集部が選ぶベストメンバー後編はコチラ

大会の中では「マクドナルドU-12 スペシャルイベント with 北澤豪」も開催!


決勝大会2日目には、北澤 豪さんとブラインドサッカー日本代表にも選ばれている寺西 一選手をゲストに迎え、「誰かのためにアクションする」をキーワードにブラインドサッカー体験やチャリティアトラクションなどが行われました。

ブラインドサッカー体験


ブラインドサッカーは、視覚に障害を持った選手がプレーできるように考案されたサッカーで、健常者はアイマスクをつけて、光を感じない状態で行います。
そのため、ブライドサッカーを体験することで、声をかけあうことや、コミュニケーションの大切さに気付くきっかけになるのです。

ドナルド・マクドナルド・ハウス支援チャリティアトラクション


リフティングの状態から、ゴールを狙ってシュートをしたり、シュートスピードを競うアトラクションも実施。1回10円以上の募金で挑戦でき、集まったお金は、全額ドナルド・マクドナルド・ハウスに寄付されました。

また、ドナルド・マクドナルド・ハウス募金カウンターも設置され、多くの選手たちが募金に協力していました。

「ドナルド・マクドナルド・ハウス」って、知っていますか?


イベントでは、ドナルドが「ドナルド・マクドナルド・ハウス」について解説。
「全国には、重い病気と闘って入院している子どもが約14万人以上もいるんです。その難病と闘っている子どもたちに付き添っているお父さん、お母さんたちが、気軽に安心して泊まれるおうちが、ドナルド・マクドナルド・ハウスです。世界43カ国、365カ所のハウスがあり、日本には12カ所に開設されています。ハウスは、企業や個人の寄付、みなさんの募金、ボランティアの人たちの力を借りて運営されているんです」

全国のマクドナルドの店頭には、ドナルド・マクドナルド・ハウス募金箱が置かれています。そのため、イベントの最後には、北澤さんから「スポーツにはチャリティにも通じる「助け合うことの大切さ」があります。マクドナルドに行って、募金箱をみたら、ドナルド・マクドナルド・ハウスのことを思い出して、ちょっとでも募金をしようという気持ちを持ってくれたら嬉しいですね」というメッセージもありました。