【体幹の鍛え方 ~vol.03~】プレーに生かせる立ち姿勢のトレーニング[応用編]
プレーに生かせる立ち姿勢のトレーニング[応用編]
メニューは無数にある。立ち姿勢の基本をマスターしたら次は応用にチャレンジ。
股関節や足を動かすなど、動きを伴うトレーニングは各場面、場面で生きてくる。
TRAINING1
足を前後、左右に動かしつつ、バランスを取る
左右各5回×3セット
ポストプレーなどで相手を背負ってプレーするとき、一方の身体と足で相手をブロックし、もう一方の足でボールをコントロールします。そうしたときに有効なのが このトレーニング。軸足で身体のバランスを保ち、上げている足で動作を行う。膝を前後に動かす動きは、正しい姿勢でシュートするなどのプレーに有効。横に動かす 動作は股関節を動かすこともあり、まさにポストプレー時に効果的。あくまで意識は軸足で、正しい姿勢を保ち、身体のバランスを保つことを心がける。そして、上げた 足は膝の高さを変えずに動かしていく。膝下はゆっくりと動かし止めるべきところ、動かすところを意識する。
足を前後に動かすトレーニング
軸足で身体のバランスを保ち、上げた足を前後に動かす。膝の高さを一定に保つことがポイント。身体は軸足に沿って一直線に。
足を真横に開くトレーニング
同じく膝の高さを一定に保ち、膝下から足を開く。前後させるよりも身体に負荷はかかるが、バランスを崩さないように注意。
TRAINING2
複雑な動きを伴うトレーニング
左右各5回×3セット
軸足でバランスを保ち、上半身を含めて正しい姿勢を維持し、複雑な動きで股関節の可動域を意識するトレーニングです。腰が引けてしまったり、猫背になっていると、バランスが保てなくなるので、まずは確実に正しい姿勢を保つことを心がけます。上げている足は真横に開き、ぐるっと前に回していくイメージ。このとき、足を伸ばした際は、つま先まで綺麗に伸びていることがポイント。また、足を回し始めたときは、足首を90度に固定するのが重要になってきます。これができるようにな れば、相手を背負ったときに当たり負けすることもなくなり、綺麗なトラップやボールタッチができるはず。
Check Point!▼
真横から見た姿勢
他のトレーニング同様、軸足で身体を支え、正しい姿勢を保つ。上げた足を横に開き、前から後ろにぐるっと回す。回しているときの足首は90度。足が伸びきった状態で止めたときはつま先まで伸ばす。一連の動作をバランスを崩すことなく行う。