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オーバートレーニングに気をつけて!

今回は、「オーバートレーニング症候群」についてお話しします。 みなさん、サッカーは「やればやるほど上手くなる!」と思っていませんか?もちろん、上達のためにはある程度の強度で運動をする必要はあります。が、やり過ぎは厳禁です。特に、成長期の子どもたちにとって更なる上達のためにも休息は非常に重要なポイントです。

オーバートレーニング症候群とは?

過度のスポーツ活動(やり過ぎ、練習のし過ぎ)により、疲労がとれず様々な症状が心身に現れること。分かりやすく言うと、「慢性疲労」のような状態です。体の疲労が十分回復されないまま運動を継続してしまい、常に「だるい、つらい、重い」というような症状に陥ってしまうことです。

症状は?

慢性的な疲労はもちろん、運動能力やスキルの低下、頭痛、腹痛、食欲不振、微熱、息切れ、不眠(眠れない、寝つきが悪い、寝起きが悪い)、体重減少、倦怠感、集中力がない、感情の起伏が激しい、など。 その全てが一気に起こるわけではなく、上記の症状の1つが継続して現れていれば、オーバートレーニングを疑います。

原因は?

スポーツ活動による疲労が回復しないうちに、運動を継続してしまうのが主な原因です。 その他に・・・ ・過度なトレーニング・・・運動能力や年齢に相応しくない練習内容やトレーニング内容 ・過密なスケジュール・・・試合のスケジュールや練習日程が過密で休みがない ・休息や栄養不足、精神的なストレスも原因になります。(親や指導者のプレッシャーなど) 子どもたちの年齢が上がり、スキルも上達してくると、「もっともっと!」を求めてしまいがちですが、そこはまずは一歩下がって、目の前にいるお子さんが「楽しくサッカーをできているか?」というところを1番のポイントにサポートしたいですね。

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