夏本番、その前に、熱中症対策を!
6月なのに、もう熱中症の話?!と思われた方もいらっしゃるかと思いますが、実は真夏の時期同様、梅雨の時期にもスポーツ活動中における熱中症は多発しますので、注意が必要です。
また、本格的に暑くなる前のこの時期から行っておくと良い事もありますので、是非早め早めの対策でこの夏を乗り切っていきましょう。
まずは熱中症について学んでいきましょう。
熱中症には大きく分けて、 熱失神、熱けいれん、熱疲労、熱射病の4つの症状があります。
熱失神の主な症状には下記の通りです。
● めまい
● 失神
● 立ちくらみ
通常、症状は一時的で、脳への血流不足が原因のため、足を高くして寝かせることで症状は回復します。
熱けいれんで見られる症状は、筋肉痛や、筋肉の硬直です。
筋肉痛、イメージとしてはふくらはぎかな?と思われるかもしれませんが、必ずしもふくらはぎにのみ症状が出るわけではありません。
体内の塩分バランスの欠如が原因なので、対応としてはスポーツドリンクや経口補水液を補給することで回復します。
この熱失神や熱けいれんは、症状が軽いうちに早めに対応すれば次第におさまりますが、さらに症状がすすんでしまうと、熱疲労を引き起こすため、注意が必要です。