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目標を見つけるための質問方法!

こんにちは、メンタルトレーナー清水です。

目標を決める時には、自分がどうなりたいかという願望を優先して考えてみることをオススメしています。お子さんだけでは願望を見つけることが難しいときもあるので、お母さんが質問を投げていくことでどうなりたいのかという願望に気づくきっかけを作っていくことが目標を見つけるには効果的です。ここでお勧めの質問をいくつかピックアップしてみたいと思います。

<1つ目>憧れている人はいるのか?
<2つ目>動物に生まれ変わるとしたら何になりたいか?
<3つ目>好きな漫画のキャラクターは?

私がジュニア年代のサポートを始める時、目標が見つかっていない選手にはこの3つの質問のどれかを投げることが多いです。どれも一見サッカーとは見当違いな質問に思われがちですが、この質問に共通する事は、「無い物ねだり」を選んでくれることが多いということです。人は不足感があるときにしか願望が出てきません。このような質問をしてみると、自分でも気づいていない「なりたい自分」というものを見つけるヒントになるのです。

実際に私が聞いてみた選手の例を紹介します。動物に生まれ変わるとしたら何になりたいか聞いてみると、ライオンになりたいと言う選手がいました。なぜライオンになりたいのかと聞くと、「動物の王様だし自分を上回る敵がいなそうだからライオンになりたい」と言う答えを返してくれました。彼は自分がナンバーワンになりたいという欲を深層心理の中で持っている選手でした。それをサッカーに置き換えたときに、何でナンバーワンになりたいのか?どんな選手になりたいのか?と質問を続けると、「自分が1番点をとって活躍して、誰にも文句言われないような選手になりたい」と言う答えが返ってきました。そこから彼の目標は「まずはクラブで1番得点を取っている選手になる」というところに設定されたのです。

目標設定できていないとモチベーションの低下に!

「ヨーイドンと合図をされ、ゴールが知らされないまま走り続けろ」と言われても、どれぐらいまで走ればいいのか、どのぐらいのペースで走ればいいのか分からないため、ストレスになります。モチベーションも低下しやすい状態と言えるでしょう。

長期的なものに取り組むときは「ゴールを決めること」が必要不可欠です。 目標が見つかっていない選手には、ぜひ今回紹介した3つの質問をぶつけてみてください。表側には出てきていない、内側に持っている欲求が見えてくるのではないかと思います。

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