親のサポートも必要!? 夏の合宿・遠征でサッカージュニアが経験すること
夏休みなどの長期休みは遠征、合宿、キャンプに参加する子どもたちが多いと思います。今回は夏休みの遠征や合宿について、ジュニア期、ジュニアユース期で経験したことを親目線でお話しします。
ジュニア期の合宿・遠征で経験したこと
初参加のときは親も子もドキドキしますよね。親元を離れいつもと違う場所へ行くこと。参加する合宿によっては初めて会うコーチ、子どもたちと数日間一緒にサッカーをするだけでなく生活を共にするわけですから、送り出す親も不安、心配があると思います。
ジュニア期は個々が自立した生活を送れる、他選手たちとの交流、遊び・観光を楽しむのも目的の一つですね。サッカー以外の生活時間を共に過ごすことで選手同士、コーチとコミュニケーションをとることができます。
夏の合宿・遠征での親のサポート
所属するチームによりますが、息子が所属していたジュニアのチームは、親が同行しチームのサポートを行う場合もありました。
どのようなことをしているの? 大変じゃない? という意見をもらうことがありましたので、私が経験した合宿の裏側をご紹介しようと思います。
子どもたち自身のことは自分で、チームのことは自分たちで! というスタンスだったので、あくまで子どもたちがサッカーに集中できる、コーチがサッカーの指導に専念できるように合宿中のサポートを行うもので、親が2~3人帯同していました。
・ドリンク・水分の補充
・洗濯の補助
・水筒・ボトルの洗浄の声かけ
・食事の見守り
・就寝・起床時の見回り
・けが・体調不良者のケア(看護師ということもあり率先して)
・家で応援している親に試合結果、スケジュールの連絡
などをそれぞれで分担していました。
ミーティング後は、コーチ主催のお楽しみ時間でゲームや一発芸などをみんなで行い、お互いの普段と違う一面が見れたりとチームの親睦も深まりました。ゲームの中でも瞬発力を鍛えるような内容、一発芸は最初は困惑していた子も、回を重ねる毎に慣れてきたのか一人ずつ立派にやり終えてる姿がありました笑。
プール遊びなどいろいろと楽しめることを準備してくれていたので、リラックスした様子や普段は見れない顔を見ることもできます。親同士も協力しコミュニケーションもとることができたので、私的にはしんどい、大変だと思ったことはありません笑。子どもたち就寝後の大人たちだけのミーティングも楽しかったです。
洗濯場所では他チームの子ども、親も利用していたので待ち時間にお話ししたり、情報交換したりと、子どもだけではなく親もさまざまな人たちと交流する良い機会にもなりました。
ジュニアユース期の合宿・遠征で経験したこと
ジュニアユース期になり初めての合宿遠征は海外だったので、とにかく事前準備をしっかり自分自身ですることを重点的に行ったのを思いだします。チームが合宿の目的、目標を明確にし、スケジュールを細かく提示し現地での様子を連絡していただいたので、親も安心していました。
ジュニアユース期では個々の技術向上やチームワークの強化、生活面ではチームとしての一体感を得るなど個々の意識を高めて自己管理して臨むことが必要になってくるのではないでしょうか。我が家の息子も夏休みに遠征が入っていますが、帰ってきてからの変化が楽しみです!
親も知らない数日間で良くも悪くもさまざまな経験をしている子どもたちは、自分で考え行動する機会が多いので、確実に強くたくましくなっていると感じました。
サッカーの技術のみでなく、大人になっていくなかでも必要なことを自然と身につける経験の一つではないでしょうか。大きく成長できる夏休みを元気に有意義に過ごしてほしいと思います。親もサポートし続けられるよう、厳しい暑い夏に負けずに頑張りましょう。