意外と知らない!? サカママ的・熱中症対策&水分補給のリアルな工夫
気温がぐんぐん上がるこれからの季節。
外で思い切りプレーする子どもにとって、「熱中症」はとても身近なリスク。
でも、「水分補給はこまめに」とは聞くけど、何をどのくらい、いつ飲めばいいのか、実はよくわからない…
というママも多いのでは?
今回は、サッカーを頑張る子どもたちのパフォーマンスを守るための、水分補給や暑さ対策について我が家の工夫も交えながらご紹介します!
5月からすでに要注意!? 暑さに慣れる前が一番こわい!
5月ってまだそんなに暑くないと思いきや、実は熱中症のリスクが高まる時期。
「熱中症って真夏の炎天下に起きるもの」と思われがちですが、実は気温が急に上がり始める5月~6月がとても危険です。
というのも、急に気温が上がると体がまだ暑さに慣れておらず、さらにサッカーの試合や遠征など活動が増える時期でもあり疲労も蓄積しやすく、子どもたちの体調が追いつかない…なんてこともあるんです。
カラダの60%は水分でできていて、そのうち水分が2%失われるだけでも、集中力や運動パフォーマンスが低下し、3%以上失われると頭痛や吐き気といった熱中症の症状が出ることも。
また、汗をかくことで体温を下げる子どもたちは、大人よりも水分・ミネラルの損失が大きく、「のどが渇いた」と感じるときには、すでに脱水が進んでいることもあるので、“渇く前に飲む”を習慣にするのがポイントです!
『水だけ』じゃ足りない? 補給すべきは水分+ミネラル!
熱中症対策と聞くと、つい「水をたくさん飲ませなきゃ」と思われがちですが、実はそれだけでは逆効果になることも。汗と一緒に失われるナトリウムなどのミネラルは、水だけを補給していると体内のバランスが崩れ、かえって体調不良を招くこともあります。
そこでポイントになるのが、水分+ミネラルの補給!
日常の練習ではアイソトニック飲料(体液に近い濃度)を、試合や長時間の運動時にはハイポトニック飲料(体液より薄い濃度)を選ぶのがベストです。
◎アイソトニック飲料…体液に近い濃度/栄養・ミネラル補給/運動前・運動後
◎ハイポトニック飲料…体液よりも薄い濃度/素早く吸収/運動中・大量に汗をかくとき
また、水温にもポイントが!
5~15℃くらいの冷たすぎない温度が吸収しやすく、胃腸への負担も少ないと言われています。
運動中の栄養補給にも注目! BCAA&グルタミンの力
さらに、運動時の水分補給にはアミノ酸の摂取もおすすめです! 中でも注目したいのが、BCAAとグルタミン。
これらは、
・筋肉のエネルギー源となる
・疲労の軽減
・集中力の持続
など、運動中のパフォーマンス維持に欠かせない成分で、特にハードな試合が続く時期や、疲れが抜けにくい夏場には、積極的に取り入れたい“飲む栄養素”です!
ハイポトニック設計で素早く吸収され、BCAAも手軽に補給できるので、運動中の水分&栄養補給にぴったり!
我が家では、暑い日の試合や長丁場の練習には、水に「アミノバイタル®BCAAチャージ」を溶かして、水分+ミネラル補給できるハイポトニック飲料を水筒に入れて持たせています。
すっきりと飲みやすいグレープフルーツ味なので、子どもも気に入って飲んでいます!
水分補給だけじゃない! おうちでできる“暑さに負けないカラダ作り”
暑さに負けないカラダを作るには、水分補給と同じくらい「日頃の生活習慣」も大切です!
我が家でも特に気を付けているのが、食事・睡眠・休養の3つ。
食事では緑黄色野菜を意識して摂るようにし、ビタミンやミネラルをしっかりチャージ!
朝は具だくさんのお味噌汁で塩分補給も兼ねています。
夏場のおにぎりには梅干しや鮭、塩昆布など、塩分も意識した具材を選ぶようにしています。
そして何より大事なのが、しっかり寝ること!
睡眠不足だと体の回復が追いつかず、熱中症のリスクもアップ…。
夜更かししがちな時期ですが、なるべく早めに寝るように声をかけています。
また、体調がすぐれない日は無理なく休むことも必要です!
頑張り屋さんの子ほど無理してしまいがちなので、サカママ目線で「守る判断」も大切にしたいですね!
これからの季節も、笑顔でプレーする子どもたちを一緒にサポートしていきましょう!
わたしのInstagramアカウントでは、簡単アスリート飯や補食のレシピを投稿しています♩
よかったらフォローして、日々のリアルなサポート情報を受け取ってください^ ^