【レポート】ウタマロpresents 中村敬斗選手の専属トレーナーに聞く!プロを目指すジュニア期の過ごし方
昨年の秋に開催した「サカママアカデミーフェスタ」。ウタマロpresentsのイベントには、サッカー日本代表の中村敬斗選手を幼少期から支える専属トレーナー花嶋義広さんが登壇し、貴重な話や自宅で実践できるストレッチを紹介してくれました。ここでは、花嶋さんのみぞ知る中村選手の成長秘話をお届けします。
何でも吸収しようとするスポンジのような子でした
-まずは、花嶋さんが中村敬斗選手と出会ったきっかけを教えてください。
「もともと敬斗のおばあちゃんとお母さんが私のところに施術に来ていたんです。お母さんから『息子がサッカーをやっていて股関節が痛むようだから診てほしい』と言われて会ったのが最初です。敬斗が小学1年生の頃なので、今から17年前になりますね」
-中村選手は、どのような子どもだったのでしょうか?
「とにかく何でも吸収しようとするスポンジのような子でした。『〇〇をやってみるといいよ』と言うと、目をキラキラさせて『帰ったらやってみる!』って。聞いたことは必ず試してみて、自分でいいと思ったことを取り入れる。あれほどの吸収力は、一つの才能でもあると思いますね。敬斗はわからないことがあると何でも聞いてくるんです。身体の動かし方や使い方、痛みがあればその理由、こんなプレーをするにはどうすればいいか―敬斗ほど質問をしてくる子はいなかったですね。話すこと全部が身体のことやサッカーのこと。今でも、わからないことは何でも質問してくれるかわいい子です(笑)」
-花嶋さんと中村選手の信頼関係の深さが伝わってきます。
「出会った頃、敬斗はとても真面目な反面、メンタルが強くはなく、ネガティブさもあったんです。例えばサッカーで上手くいかなかったとき、親御さんから『なんでシュートが決められなかった?』と強く言われると、黙ってマイナスな方へ考え込んでしまう。
ある日、敬斗がお母さんと一緒に私のところに来たのですが、ずっと黙っていたので、何か伝えたいことがあるんじゃないかと思ったんです。敬斗と二人きりになり『話したいことあるんじゃない?』と聞いてみると、サッカーのことや親御さんに言えない思いを打ち明けてくれて。それから、いろいろなことを話してくれるようになりました」
坂道ダッシュやシュート、自分で決めたことをひたすら練習
-中村選手は、子どもの頃から身体づくりのために、いろいろなことを取り入れていたとお聞きしました。
「今ではサッカーに行くときにリュックが主流だと思うのですが、敬斗が子どもの頃は、肩掛けカバンで練習に行く子が多かったんですね。でも、肩掛けカバンは、いつも左右どちらか同じ方に掛けてしまうので、身体のバランスが崩れやすくなってしまうんです。敬斗にそのことを説明し『リュックにしたほうがいいんじゃない』と言うと、すぐにリュックに変えてくれました。
敬斗はサッカーに必要な身体づくりのためにと思ってリュックに変えたんですけど、当時からカリスマ性があったんでしょうね。チームメイトは『敬斗のリュックが、かっこいい!』と言って、みんなリュックに変えるという現象が起こっていました(笑)」
-中村選手が行っていたトレーニングで印象に残っていることはありますか?
「暇さえあればボールを蹴っていましたし、小学生の頃から自分で決めた練習をとことんやるというのを見てきました。家の近くの坂道を毎日何本ダッシュすると決めたら、ひたすら続ける。河川敷でお父さんとシュート練習を何十本すると決めたら必ずやる。たとえ雨が降った後、足場が悪くても、ボールを蹴り続けていたのを覚えています」
小学生の頃から続けている寝る1時間前のストレッチ
-日々、練習を頑張っていても、試合で上手くいかなかったときもあると思います。そんなとき花嶋さんは中村選手にどんな言葉をかけていたのでしょうか?
「敬斗がゴールを決められなかったり、パスが上手く出せないと、親御さんも一生懸命に応援しているからからこそ、『なんでできなかったの!』と強く言ってしまうこともあったんですよね。落ち込んでいる敬斗に私がいつも言っていたのは「それって伸びしろだよね」と。上手くできなかったことを自分で理解しているのであれば、次の試合で同じような場面になったときに乗り越えていける。できなかったプレーができたら成長につながるんだから、まだまだ伸びしろがあるってことだよと言い続けていました。
私と敬斗との合言葉は『今日も自己ベスト』。自己ベストというと、前回が100できたら、今日は110以上と考えがちですが、そうではなく『100点満点でなくてもいいけれど、その日自分が持っているマックスの力を出す』ということ。敬斗が小学生の頃からずっと2人の合言葉として使っています」
-「今日も自己ベスト」、心に留めておきたい言葉です。
「今でも試合があるときは敬斗から『これから試合です。今日も自己ベストです』と連絡がくるんです。私の誕生日を覚えていてくれて、その日が近くなると『今日、誕生日プレゼントのゴールを決めてきます』と言ってくれることもありますね。そう断言すると必ず決めてくる、本当に有言実行のすごい選手です」
-現在、フランスリーグで活躍する中村選手。小学生の頃からずっと続けていることがあるそうですね。
「プロ選手になった今も敬斗が継続しているのが、寝る前のストレッチです。出会った頃、肩甲骨まわりの筋肉は柔らかかったのですが、足首や股関節などの筋肉は意外と硬かったんですね。身体は柔らかい方がパフォーマンスの向上やスピードアップ、ケガ予防につながるので、柔軟性や練習後の身体のケアの大切さを敬斗に伝えたんです。
それから、教えたストレッチを寝る1時間前に必ず毎日行うようになりましたね。ずっとルーティンになっているので、1時間みっちりストレッチをやらないと眠れないみたいです。小学生の頃から17年、ストレッチを続けていることが、敬斗のケガの少なさにつながっているんだと思っています」
中村敬斗専属個人トレーナー
花嶋義広さん
強く圧さずに、全身を摩るように施術する「軽擦気送療術®」で数か月先まで予約が取れない人気の施術師。一般向けには我孫子と浜松で予約制で施術。プロ選手は中村敬斗選手のみの独占契約でサポートを行っている。
ウタマロの使い方をレクチャー&豪華なプレゼントも!
イベントでは株式会社東邦の松本彩さんがウタマロ石けん、ウタマロリキッドの特長や使い方をレクチャー。「ウタマロ石けんは、白い衣類に直接つけて、もみ洗いをすることがポイントです」と松本さん。ウタマロクリーナーやウタマロキッチンについても解説してくれました。お楽しみ抽選会では、ウタマロシリーズがセットのギフトボックスが当たるとあって大白熱!
また、株式会社東邦代表取締役社長の西本武司さんも駆けつけ、中村選手と実際に会って感じたことを語ってくれました。「中村選手は幼少期から天才肌ではく、ご両親や花嶋さんからサポートを受けていく中で、成長を遂げていったとのことでした。ただ、坂道ダッシュやストレッチなど、コツコツと継続する力は飛び抜けていたんだと思います。それが日本代表にまで上り詰めるヒントではないでしょうか」(西本さん)。
ウタマロは、シリーズ使いがオススメです!
ウタマロ石けん ウタマロ石けん専用ケース付き
通常の洗濯では落ちにくいユニフォームや靴下の「泥汚れ」、シャツのエリ・ソデの「皮脂汚れ」などのガンコな汚れをまっ白にする部分洗い用洗濯石けん。
●ウタマロ石けん133g(製造時重量)218円
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ウタマロリキッド
中性・無けい光で、色柄物やおしゃれ着にも使える部分洗い用液体洗剤。生地の色柄や風合いをキープしてガンコな汚れをスッキリ落とします。
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ウタマロクリーナー
家中のいろいろな場所に使える住宅用クリーナー。中性で手肌にやさしいのに汚れをしっかり落とす。手軽に気軽に本格おそうじ。
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ウタマロキッチン
手肌にやさしいのに、ガンコな油汚れもしっかり落とす食器洗い用洗剤。スポンジ除菌※もできます。
※全ての菌を除菌するわけではありません。
●300㎖ 473円
※衣類の洗濯表示に水洗い不可のマークがあるとウタマロは使用できません。
写真/雪岡直樹(イベント)