サッカーに必要な技術が詰まった“ボールに触る時間=リフティングの練習”
サカママのみなさまこんにちは。最近は暗くなるのが早くなり、夕方になるとボールが見えづらくなりますよね。そんなとき、自主練に向いているのがリフティングの練習です。この季節になると、サッカーを始めたころの息子のリフティングの練習を思い出します。
プロの選手が軽々とやっている姿を見ると簡単そうに見えてしまうのですが、初心者にはそんなことはまったくありません。今回のコラムは、息子が苦戦しながらもひたすらにボールと向きあっていたころのお話しをしたいと思います。
リフティングができるようになるには練習するのみ!
みんな最初はなかなか難しいものですが、コツを掴むと永遠に続けることができるようになるのがリフティング。
大事なことはボールと触れ合う時間。
“ボールに触る時間=リフティングの技の習得”
そんな気がします。
息子もサッカーを始めたころ、スクールで練習する時間が必ずありましたが、要領を得るまでは全然できませんでした。「来週までの宿題ね」と言われて、家でもやるのですが、もういいやって練習を早々にやめることは何度もありました。できないことをやるってつらいものです。だらだらとやっても効果がないなと思う日は、時間を決めてトライしたこともありました。
成果が表れ出すと、そこからは早いものであっという間に回数が増えていきますが、そこまでが本当に大変。技を教えてくれる媒体はYouTubeをはじめSNS等にたくさんありますが、結局はボールにたくさん触りボールとたくさん会話をしなければできるようにはなりません。でも、成功体験として日々の練習が成果に結びつくと感じられるとてもいい例だと思います。
サカママのみなさまも一緒に!
サカママのみなさまはトライしたことがありますでしょうか?
まず、地面にあるボールを浮かせるだけでも難しいです。そこから、ボールを落とさずに蹴り続ける。できる気がしません。
でも、子どもたちはみなできるようになります。練習するからです。たくさんたくさんボールと向き合うからです。ぜひお子様と一緒に練習してみてください! まぁまぁの確率でお子様のほうができるようになるのが早いです!!
私も息子が小学校から帰ってくると、家に入る前に2人で競い合って練習をしていました。一緒だとゲームのような感覚で子どもは頑張ったりするものです。付き合う時間は10分程度です。忙しい毎日だと思いますが、お子様のできるようになりたい熱が熱いときに、ぜひ背中を押してあげる10分を一緒に過ごしてほしいなと思います。
こんな練習方法も!!
「ボールはともだち」で有名な漫画がありますよね。今はドリブルしながら登校するのは現実的ではありませんが、それくらいボールに触れることが大切だというメッセージなのかなとも思います。
我が家はありがたいことに家の前でボールを使うことができる環境なので、暇さえあれば外に出られるし、壁が相手になってくれていました。
しかし、なかなかそうもいかないご家庭もあると思います。そんなときは、あまり飛ばない布のボールやテニスボールなどで、ぜひ家の中で練習してみてください。サッカーボールでなければいけないことはありません。ボールをコントロールできることは、後々絶対に武器になります。その武器を手に入れるための近道がリフティングの練習のような気がします。
リフティングがいつまででもできるようになると、そのころにはボールを自由にコントロールできるようになっています。それはこれから先、だれにも負けない武器になります!! サッカーがうまい子はリフティングも上手!!
サカママのみなさま
スポーツするには良い季節です! 子どもの練習に、ぜひ少しの時間でいいので一緒に過ごしてみてください。初めてできたときの何とも言えない達成感の顔は、サカママの私たちにとって宝物です。
そしていつの日か、一緒に練習した時間がかけがえのない思い出になると思います。