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海外に挑戦したい…次男の夢を叶える-挑戦権をGETする編

海外に挑戦したい…次男の夢を叶える-挑戦権をGETする編

皆様こんにちは。北海道在住4人の男の子ママのめちです。北海道も春らしい気候で外サッカー日和の中、我が家の次男にとっては小学校生活最後の1年が始まっています。次男は年長のときに現チームへ入団させていただきましたので、6年目のラストイヤーの日々です。

次男は食が細かったため体が小さく、試合ではボールから逃げていましたし、とにかく何かあるたびに泣いている子でした。同じ学年には上級生のチームに呼ばれている子もいましたが、次男が呼ばれることはなく…毎週月曜日に来る週間予定に自分が呼ばれていないと知ると、泣きながら登校していたのも今では笑い話です。

とにかくサッカーが好きで負けず嫌いだった次男。上の学年に呼ばれなくても、試合で活躍できなくても、ずっと言い続けていたことがあります。

「海外でプレーしたい」

初めてその言葉を口にしたときは、恥ずかしくてまわりには言えないなぁと親は思うほどでしたので(笑)、「いつか行けるといいね!」と話しながら、親としてはいつか心変わりするかなぁなんて思ったりしていました。

その間、自分の無力さを何度も感じ、数えきれないほどの挫折もありました。海外でサッカー経験のある父親も「そんな甘い世界じゃないよ」と全く行かせる気はなかったのですが…。

どんな状況でも全く揺るがなかった、海外に行きたいという次男の気持ち。親としては予想以上の次男の気持ちと、そこを目指し努力する姿に本当に驚かされ…、母もいよいよ情報を集め始めるのですが、思った以上に今は海外でサッカーをする環境が整えられているなと驚きました。そして小学生から海外へ挑戦をしている子がたくさんいるのです。

海外行きを賭けたセレクションへ

そんななか、海外の試合に参加する権利が得られるセレクションが春休みにあるという情報を頂いたので、家族会議をし…三男も「受けたい!」と言い始めましたので、3年生の三男も一緒にセレクションに参加することになりました。

セレクションではトレーニングの他にスペイン語講座もあり、そちらも楽しみながら参加させていただきました。三男は出発前からの体調不良でフラフラの中なんとか踏ん張っていましたが「こんな実力じゃないのに…」と悔しそうな様子で、本当にいい経験となりました。

次男はというと「緊張よりもワクワクする」と今までにない表情でトレーニングに臨んでいました。2日間、夢を叶えるために必死にサッカーをする次男。小学生の子どもがなかなか経験できることじゃないなと感じました。

結果、次男は見事海外行きのチケットをGETできました。ただ、その後…日程が決まり、チームの大切な試合と丸かぶりしていることが分かり…本人と何度も話し合い、今回海外行きは見送りました。人生は選択の連続ですね。何が正しいのか親も分からなくなることもありますが、子どもの気持ちと意見を一番にサポートしていきたいと思います。

そして、子どもは可能性に溢れています。いつチャンスが来るか分からないですし、長い目でサポートしてあげることが本当に大切だなと痛感しました。夢を叶えるために必死にセレクションに参加する次男の顔は忘れられません。どうかこれからも楽しくサッカーができますように…。

私も楽しみながらサポートしたいと思います!

 

WRITER PROFILE

斉藤 恩
めち

北海道在住、4人のサッカーママのめちと申します。
根っからの体育会系ママで、子ども達の頑張りを追っかけるのが日常です。サカママ歴6年目となりましたが、これからも楽しんでサポートしていけるよう、感謝とご縁を大切に過ごしていきたいと思います。