卒団シーズンに必見!先輩の背中を見て得られるもの
皆さま、こんにちは。サカママ歴3年半の竹村こずえです。第3回となる今回は、今の時代に合った新しい異年齢間の交流や協働について、地域を盛り上げるための新しい大会や先輩たちの活躍を交えてお話ししたいと思います。
他学年との関わりで得られる学び
娘の所属している四万十JFCは一学年、20人ほどで活動しています。各学年練習する曜日は違いますが、たまに別の学年と隣り合わせで同じグラウンドで練習したり、一緒に練習やゲームしたりすることもあります。
来月には中学生になる6年生のお兄さんたちと練習することはめったにありませんが、他学年の子たちとの関わり合いや数々の大会で優勝や活躍している先輩たちの背中を見ることで、気持ちに刺激を受けたり、チームの一員として活躍を受け継ぎ、次につなぐということを自然と考えられるようになってほしいと考えます。
また、ガールズでの異年齢交流もあり、先月、高知県高知市春野で行われたJFAガールズサッカーフェスティバルでは、高知県サッカー協会の方々や高校生、中学生が来てくださり、小学生にボールを蹴ることの楽しさを教えてくださりました。普段ガールズの集まりが少ないぶん、集まったときは格段に楽しいみたいで、見ているこちらも楽しませてもらっています。
地域を盛り上げるための新しい大会や先輩たちの姿
1月に、高知県土佐清水市で第1回土佐清水ライオンズクラブ杯ジュニアサッカー大会が開催されました。この大会では試合の他にアトラクションとして『クロスバー当て大会』『リフティングドリブルトーナメント大会』なども行われました。
今大会を中心となって運営された、新谷英生さん(清水JFC監督)にお話しを聞いたところ、「今大会では試合で輝く子もいれば、リフティングやその他の技で輝く子もいる。まだまだ可能性の塊である小学生たちにはサッカーのいろんな楽しさを知ってほしいし、仲間たちや他のチームの技にたくさん刺激をもらい合って、こういった交流を通じてサッカーをより好きになってもらいたい」という想いがあるそうです。
こちらの大会では、娘の所属する四万十JFCがすべての種目で優勝し、先輩方が素晴らしい活躍を見せてくれました。良い試合や良い結果を出した大会の後日、チームの監督が活躍を娘たちの練習前によくお話ししますが、それを聞いて、下級生たちには自分で考え、「私たち僕たちも」と、一つひとつ丁寧に練習してほしいと思います。
同じチームで学年は違うけれど、活躍していたお兄さん方も卒団まで残り僅かとなりました。先輩方の活躍を見ているだけでなく、年上のお兄さん・お姉さんを尊敬し「自分もこうなりたい」という憧れの気持ちが生まれてほしいなと思います。
次回は、セレッソ大阪スポーツクラブが唯一公立高校に指導者を派遣している、高知県立大方高校の女子サッカー部について書きたいと思います。
※写真にご協力してくれた保護者の皆さまありがとうございました!