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感謝とポジティブ思考でチャンス到来!?どんな状況でも前向きに自信を持ってプレーする大切さ

感謝とポジティブ思考でチャンス到来!?どんな状況でも前向きに自信を持ってプレーする大切さ

みなさんこんにちは。カリフォルニア在住サカママライターのKyokoです。こちらは近隣の家々がクリスマスのイルミネーションを纏い、一年で一番心温まるシーズンに幸せを感じています。

先月のコラムでは、「人としても選手としても大切にして欲しいことを伝える」お話をシェアさせていただきました。そんな思いが届いたのかは神のみぞ知るところですが、どんな状況でも前向きに、自信を持ってプレーを続けていた息子に突然、幸運が舞い降りてきました。なんと遠征で決めてきた息子のゴールがGOAL OF THE WEEKとしてInstagramのMLS NEXT公式アカウントに掲載されたのです。今月はそれに纏わるお話を書かせていただこうと思います。

同じ状況でも捉え方次第でポジティブになれる

このところ、息子は慣れない左サイドハーフで起用されることが殆どです。しかし、勿論そのポジションには元々そこでスタメンでプレーしていた選手がいます。そこで不慣れなポジションでやり難さに不満を持ったり、本職の選手がいるから自分はベンチスタートでも仕方ないと考えたりもするのかな?と思って様子を見守っていました。

ですが、先月のコラムでお話したように、息子の場合は、自信ありげに「大丈夫!遠征でスタメンを取り返してくる。」と気持ちも発言も前向きなものでした。「それにベンチスタートと言っても後半開始から出してもらえることが多いし、結局前半で退く選手とプレー時間は一緒やから気にしてない!」との発言も。

親バカですが、同じ状況でも捉え方次第で、ポジティブにもネガティブにもなれるってまさにこのことだな、と感心しながら聞きました。そして、そんな風にポジティブでいると良い風向きがやって来るから不思議です。

 

運を掴むのは感謝の気持ちとポジティブ思考

今回の遠征の対戦相手は、ポートランドとシアトルのアカデミー(J下部ユースのようなチーム)。もちろん簡単に勝てる相手ではありませんが、残念ながら初戦は敗戦。息子自身も後半から出場したものの、決定機を決めきれず無得点に終わったようです。ですが、コーチからは「守備面でも頑張っていたし、明日はスタメンで出すよ。」と予告され、翌日久しぶりに試合スタートからピッチに立てたようです。そして、前半のうちに1得点。難敵相手の試合でチームの勝利に貢献し、また後日、このゴールが前途のGOAL OF THE WEEKに選出されたのです。

これには本人の喜びはもちろん、チームメイトやスタッフみんなに祝福されて、持ち前の自己肯定感と自信が一層増したようです。「おめでとう!よかったね!」に併せて今回も「人としても、選手としても大切にして欲しいこと」も織り交ぜて話をしました(笑)。

「今回の喜びは、自分が出した一つの結果ではあるに違いないけど、前日のプレーが冴えなかったにも関わらず期待をかけてスタメンで起用してもらえたこと、シュートシーンを録画してもらえていたこと、それに何と言ってもチームメイト、スタッフやサポートして下さる全ての人たちのお陰でもあるから感謝だね!みんなに祝福してもらえてありがたいし、幸せなことだね。」と

 

不安・心配・諦めは子どもにも伝わるから親もポジティブに見守りたい

「日頃、何気なしに自分の口から発している言葉が、最初にして最も自分に大きな影響を与えるもの。」と考えると、もし不平不満ばかり言ったり、環境や人を非難するような事を言ったりしていると、それは相手に言っているつもりでも自分の耳に届き、自分に返ってくると言える気がします。

逆に、ポジティブな発言や気持ちの良い言葉遣いをしていると、自分の耳も脳も心も喜んでくれる気がします。そして、その結果、本当に物事が良い方向に進むのではないかな、と今回息子に起きた嬉しい出来事を見ていて、そんなことを感じました。日常生活でもサッカーでも親子でこのような心掛けを継続したいと思います。

今月も最後まで読んで下さり、ありがとうございました。そして1年間、私のコラムを読んで頂いたサカママの皆様ありがとうございました。

WRITER PROFILE

Kyoko
Kyoko

上からヨーロッパ、日本国内、アメリカに居住中の3姉弟のママ。2022年の夏から末っ子がアメリカのユースサッカーで奮闘中です。国内外、様々なチームを渡り歩いてきた中での気づきや学び、アメリカサッカー生活などを等身大の目線で綴っていきたいと思います。ちなみに自身の楽しみはアダルトスクールでの様々な国のクラスメイトとの交流。