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サッカーを通じた深い縁とかけがえのない仲間

サッカーを通じた深い縁とかけがえのない仲間

皆様こんにちは!我が家の長男が年中でサッカーを始めて8年。これまでにたくさんのサッカー仲間と出会いました。それは、深い縁で繋がっていて子ども同士はもちろん、親同士でも素晴らしい出会いをしているなと実感します。今回はサッカー通じて、沢山の出会いがある事、子どもや親にとっても、かけがえのない仲間の大切さをお伝えします。

地元の少年団で毎日のように一緒に過ごしていたサッカー仲間

長男のサッカーの原点となったのが、地元のサッカー少年団。当時は通っている保育園にサッカーのコーチが迎えに来てくれて、そのまま隣の小学校のグラウンドまで引率してサッカーを教えてくれていたので、フルタイムで働いていた私もお迎えの時間を気にせずサッカーに連れて行ってもらえてとても有り難かったです。

小学校に入ってからもサッカーだけでなく、休日には地元のお祭りやイベントにもみんなで一緒に参加したり、お泊まり会をしたりキャンプに行ったり、プライベートチームを作ったりと学校のお友達以上にサッカーのメンバーと毎日のように一緒にいて楽しく過ごしていました。

3年生の終わりには、長男も含め数人のメンバーが移籍して、また他の数人のメンバーは受験にシフトへと、みんなそれぞれの道を歩むことになりました。その為、オフのタイミングが合わなくなって、なかなかプライベートチームで集まることも難しくなっていましたが、一つ共通していることは頻度が違えどみんな今も変わらずにサッカーを続けているということでした。

 

サッカー仲間の引っ越しをキッカケに実感する仲間の大切さ

先日、サッカー仲間が海外へ行くことになったので、久しぶりにみんなが集まってお別れ会が開かれました。受験組の6年生は、今は大事な時期だと思いますが、みんな別れを惜しみ集まってくれていることに感動しました。

それぞれ学校やチームも違うメンバーが久しぶりに集まりましたが、子供たちは相変わらず、パパママ達も懐かしさと変わらない安心感とでとても楽しい時間でした。幹事をしてくれたパパが1人1人にプレゼントしてくれたTシャツは、当時のそれぞれの背番号が隠れていてその意味に気付いた時には、感動して涙が出てしまいました。

思い返すと色々なことがありました。
初めて区民大会で優勝したこと、逆転負けをして整列の挨拶でみんなが悔し涙を流したこと。良いことばかりじゃないこともありましたが、それでもみんなといると楽しい思い出ばかりでした。

この仲間に出会えたから、長男はサッカーがより楽しくなり今に繋がっているのだな〜と思いました。とても仲良くしてもらっていた家族だったのでお別れが寂しく、涙が止まりませんでしたが、新しい地で楽しく過ごせますようにと祈り、また数年後会えるのを楽しみにしたいと思います。

 

学生時代の友達は一生の友達

私が学生時代に母によく言われていた言葉でした。当時はあまりピンと来ていませんでしたが、大人になった今はよく分かります。私は高校で少林寺拳法をしていました。高校2年生の頃、県大会で優勝をし、全国大会に出場したことがあります。全国大会ではあっけなく負けてしまいましたが(笑)。

部活前に行う毎日のランニングが嫌でしたが、仲間と一緒だったから走れたこと、苦手な技を見てもらってアドバイスをもらったり、新しい技をあれこれ言いながら一緒に練習したり、部活帰りにラーメンを食べたりなど一緒に汗を流した友人達とは20年経った今でも連絡を取り合い、帰省した時には会ってたわいもない話をしていたりします。

学生の頃の友人は、何歳になっても会ったらすぐにあの頃と同じような感覚に戻って、話をすることが出来る貴重な存在なのだなと当時、母に言われた言葉を思い出します。

サッカーを通じて出会った「ママ友」以上の関係

私は子どものサッカーを通じて、親の私たちも素晴らしい出会いをしているなと実感します。長男のサッカー仲間にも次男のサッカー仲間にも通じることで、単なる「ママ友」ではない、子どものサッカーの話だけでなく自分の話も出来るような「友達」に出会えたことに感謝しています。

この出会いは長男や次男がサッカーをしていなかったら築けない関係であって、サッカーを通じて素晴らしい出会いをしたのは、子ども達だけでなく親の私たちもそうなのだなと実感しました。長男がジュニアユースに入ったら親の出番は少なくなると思いますが、それぞれ子供達の一番のサポーターであることは変わりません。これからも近況報告で集まったり、何かあれば相談したりと良いお付き合いが続いていけたら嬉しいなと思います。

 

WRITER PROFILE

早坂英里
早坂英里

料理&テーブルコーディネート教室
【Eri’s Kitchen】主宰
アスリートフードマイスター/(社)日本テーブルデザイナー協会認定講師/専門学校 テーブルコーディネート講師

12歳と9歳の子を持つサカママ(サカママ歴8年)
兄弟それぞれ都内の強豪クラブチームに所属。5年以上続けている朝練は兄弟の日課。プロサッカー選手を目指す子どもたちの為に日々首都高を走り回り、食事やマッサージなどサポートに務める。