部活か?クラブチームか?中学サッカー部との交流戦で感じたこと
皆さまこんにちは。サカママライターのmakiです。
今回のコラムは小学6年生の息子のチームが先日、中学生サッカー部との交流戦をしたときに感じた、中学校の部活動についてお話しをしたいと思います。
試合や練習などの見学ができた交流戦
来年から中学校に上がる息子は、これからもサッカーを続けていくために進路を検討中です。 つい先日、息子の進学先の候補でもある中学校と交流試合をさせていただきました。住んでいる地域では2つの中学校から進学先を決める事ができるのですが、今回はそのうちの1つの学校との交流試合でした。
息子の年代のチームは、この学校とは2度目の交流戦です。初回の交流戦のときから顧問の先生に丁寧に色々なお話を伺うことができました。1回目のコラムにその時のお話がありますので、ぜひ読んで下さい♪
今回は新1年生がサッカー部に加入し、前回よりも人数が増えていました。交流戦では中学1年生との試合、公式戦へ参加するレギュラーメンバーとの試合や、部活生が普段行っている練習ゲームなどを見学させてもらいました。小学生の息子たちと 体格差はありますが、中学生との試合でも負けずにプレーをしていて貴重な交流の時間だったと思います。
中学校の部活について詳しく聞いてきました
今回も前回の交流戦のときと同様、交流戦後に顧問、コーチの先生からお話しを伺う事ができました。前回のコラムに書いた以外のことをご紹介します!地域や学校で違いはありますが、こちらも中学のサッカー部をイメージする参考にしていただければと思います。
部員人数
17人(うち10人経験者、7人未経験者)。部活では未経験者がいるため個人の実力は様々だそうです。
指導方針
サッカーだけではなく、学校生活を含め、人間的な部分の成長もサポートしていきたいと指導を行っておられるそうです。他の先生方と連携をし、提出物忘れなどがあると試合に出る事ができません。中学校生活では、高校受験に向けて内申点がとても重要になってきますよね!そういった意味でも、多感な中学生の成長をサポートして頂ける指導は良いなと思いました。
サッカーのレベルについて
部活動でのサッカーはチームとしてはレベルが高いとは正直言えないとのことでした。ですがトレセンなどの選抜への道があり、選抜への参加が可能で真剣にサッカーに取り組む姿勢があれば、コーチに推薦をもらい選抜に参加する事が可能です。選抜制度で上を目指す事もできるため、部活動だからと言って高いレベルが望めないわけではないようです。
活動について
学校行事と連動している為、テスト前は休みになります。多くのジュニアユースでのクラブチームだと学校行事とは関係なく活動をされていますので、ここも大きな違いかなと思いました。
以上の内容が顧問の先生からのお話でした。
部活動かクラブチームか自分に合った選択が必要
クラブとの実力を比べると、やはり部活動は未経験者もいる中で劣る部分はあります。ですが、選抜に参加する事で上へ目指すこともできる。その道が合っている子、クラブチームで実力を発揮できる子など、その子によって様々だと思います。
そして交流試合の最後には、息子のチームのコーチからもお話しがありました。クラブチームへ進むには、親も子も覚悟が必要だと。まずは練習会への参加は必須。そこでもクラブのコーチなどの話をしっかりと聞く。不明な点は必ず質問をしてその場で解決をする。
名前は知られているクラブチームでも、ふたを開けてみるとスタッフ不足など クラブ内の体制が整っておらず、子ども自身に精神的負担がかかっているという事もあるそうです。金銭面はもちろんですが、環境がガラリと変わる子ども達の心のサポートも必要です。
クラブに入って伸びる子もいれば、新しい環境についていけなくなってしまう子もいます。我が子がどのような状況になってもサポートをしていく「親の覚悟」も必要なのだとお話をされていました。
親の気持ちではなく子どもがどうしたいかで考える
子どもがサッカーを頑張っている姿をみると、少しでも上を目指せる所へ!と親である私達は考えてしまいますよね。親の気持ちではなく、子ども自身がどうしたいかを一緒に考えて進むべきだなと改めて考えさせられました。
今回の交流戦でも色々なお話を伺うことができたため、更に部活動サッカーについて知ることができました。 その他の部活動の強みとして感じたことは学校と連携しているので、テスト前は部活が休みになるなど勉強との両立がしやすく、 高校受験への対策もしっかりできそうなところです。今後はジュニアユースの練習会への参加が控えていますが、中学校の部活に進むことも候補の一つに入れてもいいのでは?と思えた交流会でした。
部活動か?クラブチームか?今後、息子がどのような進路を選択するのか。進路を決めるまでの過程も今後コラムを通じてお伝えできればと思っています。 最後まで読んでいただきありがとうございます。