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初めてのスパイク購入とサッカー用品を大切にする想い

初めてのスパイク購入とサッカー用品を大切にする想い

皆様こんにちは!ついこの間年が明けたと思ったらもう3月。サッカー観戦をしながら、花粉と戦う日々です。今回のサカママコラムは、小学二年生の次男が自分のお金で初めてスパイクを購入した話をしたいと思います。

サッカー少年のお年玉の使い道

去年までの次男は、お年玉で特別大きな買い物をすることはなく、頂いたお年玉は自分のお財布に大切にしまっていました。初めて「僕のお金で買う!!」と言ったのは、自分で入りたいと決めて移籍した現在のチームのユニフォーム。

ちょうど1年前に、ユニフォームの申し込みをする為に、次男と一緒にサイズの確認やプラシャツを何枚買うのか?など話していたところ、「ユニフォームは僕のお金で買いたい」と伝えてきました。「それは大丈夫だよ。」と話したのですが、次男のお財布から全財産を出して、「これ使って!!大丈夫!!僕プロになるから!」と持って来ました。

まだお金の価値があまり分からないとはいえ、当時小学一年生だった次男からユニフォーム代を貰うのは気が引けましたが、次男のサッカーに対する強い気持ちを感じ、受け取ることにしました。(そしてそのお金は、子ども達が今後サッカー留学をしたいと言う時の為に残しておきました。)

自分で買ったユニフォームを始めて着た時の次男の嬉しそうな顔は忘れられません。

新しいスパイクとの出会い

新しいスパイクとの出会い

自分でユニフォームを購入してから1年が経ち、ありがたいことに今年も祖父母や親戚からお年玉を頂きました。すると「お年玉で新しいスパイクを買いたい!」と次男から申し出がありました。

ちょうどサッカー仲間が新しいスパイクを履いていて羨ましかったようで、ずっと欲しかったカタールワールドカップでフランス代表のエムバペ選手が履いていたスパイクを購入したいとの事。今までトレーニングシューズのみだったのと、昔買ったスパイクは足に合わなかったので、そろそろ買ってあげようかなと思っていたところでした。

ただ、ずっと欲しかったという商品がある事を知らなかったのですが、そういえば長男のスパイクを購入した時に、次男がずっと見ていたのを思い出しました。きっとあの時から購入するという事を決めていたのだと思います。

すぐに希望サイズの在庫がある店舗を調べて、自分のお財布を持って買いに行きました。お店に着いて試着している時もとても嬉しそうで「履きやすい!!」と大興奮!!

レジに持って行き、店員さんがお会計をしてくれている間もぴょんぴょん跳ねてウキウキが止まらない(笑)いくらか分からず、とりあえずお財布から全財産を出して一枚ずつ数えている時に、店員さんは優しく見守ってくれました。

無事に購入して、大きな声で「ありがとうございました!!ありがとうございました!!」と2回お礼を言い、スパイクの箱を大事に抱え、無事お買い物終了。よっぽど嬉しかったのか、駐車場に向かう間も、何度も何度も箱を開け中身を確認しながら「嬉しいな〜。」と呟く次男。

その日に試合があり、新しいスパイクは練習で慣らしてから試合で履きたいところでしたが、どうしても履きたい!と言うので、そのままぶっつけ本番で臨みましたが、ナイスゴールも決めてとても調子が良さそうでした。

このスパイクめちゃくちゃいい!エムバペみたいに速く走れる!」と大絶賛。

試合前に撮影

この日の気持ちを大切に

自分で買った初めてのスパイクに相当思い入れがあるようで、汚れたらすぐに拭いたり洗ったりして、とても大切にお手入れしていました。

実はこの時の動画をインスタグラムにUPしたところ、たくさんの方からコメントを頂いたり、2万件以上のいいね!を頂きました。個人的にもなぜ次男のお買い物動画がこんなに??ととても驚いていたのですが、「嬉しさが伝わって来て、見てるこちらの嬉しくなりました」「自分で買ったスパイクと一緒に寝ていた昔の自分を思い出しました」など優しいコメントをたくさん頂きました。

確かに私も、自分のお年玉やお小遣いで欲しかったものを買った時、とても嬉しくてずっと眺めていたな〜と思い出しました。「子供のスパイクくらい買ってやれ」というご意見もあり、それもごもっともだと思うのですが、自分のお金で購入した初めてのスパイクは、次男のこれからのサッカー人生で忘れられない1日でとても大切な宝物になったと思います。

この日の気持ちを忘れず、これからも大好きなサッカーを楽しんで欲しいです^^

スパイクを大切にお手入れ

 

WRITER PROFILE

早坂英里
早坂英里

料理&テーブルコーディネート教室
【Eri’s Kitchen】主宰
アスリートフードマイスター/(社)日本テーブルデザイナー協会認定講師/専門学校 テーブルコーディネート講師

12歳と9歳の子を持つサカママ(サカママ歴8年)
兄弟それぞれ都内の強豪クラブチームに所属。5年以上続けている朝練は兄弟の日課。プロサッカー選手を目指す子どもたちの為に日々首都高を走り回り、食事やマッサージなどサポートに務める。

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